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登録日:2011/03/06(日) 04 53 38 更新日:2021/10/11 Mon 20 24 24 所要時間:約 7 分で読めます ▽タグ一覧 エピソードG ギリシア神話 ギリシャ神話 コミック チャンピオンRED ティターン 外伝 小宇宙 岡田芽武 漫画 秋田書店 聖闘士星矢 車田正美 過去 黄金 黄金聖闘士 我が魂が闇に呑まれようとこの子の運命を変えてみせる…… ひたすらにアテナを守る事……ただ、それだけのために―― 我等女神(アテナ)の聖闘士(セイント)はあるのだから―― ◆概要 岡田芽武作の漫画。 タイトルの通り『聖闘士星矢』の外伝作品である。 今でこそ多くある星矢シリーズの別作者による派生作品としては初で、原作の黄金聖闘士のローティーン時代を描いている。 本編の作者・車田正美は原案のみで、執筆作業の大半は岡田氏が行っている。 岡田氏が執筆を担当する事になった理由は、車田氏が何人かの候補の中で「色気のある男が書ける」と岡田を気に入ったから。 上記の通り星矢の派生作品としては先駆者であり、絵柄や演出、キャラ造型も大きく異なっていたため(これは「まだ少年期だったからキャラが違うのは当たり前」とも言えるが)、当初は賛否両論が激しく一部過激派原作ファンが反対署名を集めるといった行動に出る程だった。 しかしダイナミックなコマ割りや妙に現実的な部分のある設定等、原作と異なる切り口には支持者も実際の所多く、上記のアンチ署名は出版社・原作サイドには黙殺の形でつっ返されている。 この作品が契機となり後に「ギガントマキア」「ロストキャンバス(LC)」「セインティア翔」といった実験的な要素の派生作品が多く生み出されることになり、東映アニメーション制作の「Ω」「Legend of Sanctuary」などとも合わせて「星矢」シリーズが一大ジャンルとして成立する基礎を作ったとも言える。 ◆連載について 2003年2月から「チャンピオンRED」にて連載を開始。 コミックスも15巻を越す長期連載となっていたが2009年の秋頃に突如、長期休載に突入した。 原因は恐らく岡田氏の代表作『SHADOW SKILL』の連載再開だと思われるが、公式に理由はアナウンスされていない。 再開と完結を危ぶまれていたが、2011年2月に無事に連載を再開した。 そして2013年6月19日、多くの伏線を残しつつ無事に長年の連載を終えた。 ◆続編 しかしその後、11月になりTwitterにおいて謎の新作のアナウンスがなされた。 その正体はエピソードGの続編であり、12月16日に書かれた秘話のツイートで明かされた。 岡田氏と画業40周年を迎えた車田氏との秘話は、星矢ファンであれば是非とも読むべきであると言える。 12月19日発売の「チャンピオンRED 2014.2」は車田氏の画道40周年記念号であり、久織ちまき氏・手代木史織氏・高河ゆん氏の他に岡田氏の漫画も掲載されている。 そのエピソードG特別編の最後には、「チャンピオンREDいちご Vol.43」から新章がスタートすると正式に告知された。 12月23日のツイートによると、新章の仮題は『エピソードG.A』となっている。 ちなみに、別の日には美人な手代木先生や久織先生とも会ったようで、車田氏にハーレムと言われたそうな。 ◆現在 本作と『ND冥王神話』『冥王神話外伝』『セインティア翔』『車田水滸伝』はいずれも秋田書店の作品であり、単行本も同時刊行されることが多い。 それに伴うキャンペーンもよく実施され、記念商品(合作マンガ等)がプレゼントされる企画もある。 「チャンピオンRED 2014.12」は3冊の描き下ろしイラスト入りの着せ替えカバーが付属し、今回もアサシンと冥王神話外伝の読み切りが掲載された。 作者たちが作品をシャッフルして描いたイラストギャラリーも掲載されており、手代木先生は本作のアイオリアも描いているが、やはりディティールが凄い。 また、Twitter上でもお互いの作品のキャラを描いたりしている。 そして『聖闘士星矢 EPISODE.G アサシン』は、REDいちごの休刊に伴いWEBマンガサイト「チャンピオンクロス」で連載を再開。 毎週フルカラーで更新され、単行本の刊行ペースも早い。 アニメ世界観である『聖闘士星矢Ω』とのリンクと思われる要素も出てきている。 その後も各作家の描き下ろしピンナップが付属したりと連携を強めている。 ちなみに岡田先生は『黄金魂』の神聖衣のアイオリアをエピソードG風に描いた。 ○内容 本編より数年前に起きた黄金聖闘士たちの戦いを描いている。 ただし時期的に星矢たちの出番は非常に少ない。 主人公は獅子座(レオ)のアイオリア。 正確なソースは無いが、本編の7年前――アイオリアが凡そ13歳の時の物語とされている。 岡田氏の持ち味であるトーンを多用した綿密な絵と見開きを使った派手な戦闘シーンが持ち味。 今でこそ落ち着いたが発表当初は設定やキャラの性格が本編と不一致を起こし、キャラのデザインも女と見間違う物があったためファンの印象は非常に悪かった。 本作は本編のように海外でも発行されており、あちらでも関心が高いことが分かる。 後述の発表の際も多数の反応が見られた。 ○あらすじ 射手座(サジタリウス)のアイオロスが聖域(サンクチュアリ)に降臨したアテナの殺害を目論んだ事件から数年後。 オリンポスの神々への復讐のため、地上侵攻を開始した古代の神々 ティターン神族 。 地上の平和のためにアテナの聖闘士最強である黄金聖闘士 ゴールドセイント 達が立ちはだかる。 ○登場人物 CVは雑誌や単行本に収録されたドラマCDの物。 必殺技については黄金聖闘士の技一覧も参照。 ◇アテナ軍 ◆アイオリア CV 下野紘 本作の主人公。神をも滅ぼす雷(ケラウノス)の力を持つとされ、ティターン神族に狙われる。 兄である逆賊アイオロスと外見が似てきたコンプレックスから髪を赤く染めているのだが、この事で本編ファンから顰蹙を買ってしまう。 ただしこの行動自体は当時のアイオリアの心情を考えれば至極納得はいくものであり、兄を討伐した聖域への不信感と黄金聖闘士としての立場の板挟みの難しさの表れでもある。 しかし、自分にとって理想だった兄のような闘士を目指し日々邁進している、リトスを自分と重ね優しく接する、幼少期を必死で生きている描写がなされている。 かなりのブラコン&シスコン気味。そしてガランとの主従愛は本物である。 ●必殺技 雷光電撃(ライトニングボルト) 雷光放電(ライトニングプラズマ) 本編でも使用する技 雷光電牙(ライトニングファング) 広範囲に電撃を流す。非常に精密な攻撃が可能。 光子破裂(フォトンバースト) 光子発動(フォトンインヴォーグ)→宇宙解放(コスモスオープン)→(フォトンドライブ)の三段階で発動する。 敵の体内で光を爆発させるチート技。後に破られ、発動に時間が掛かる事もありエネルギーだけ利用するようになった。 サガ曰く、技の原理はギャラクシアンエクスプロージョンと同じ。 サガはアイオリアみたいな時間をかけずに相手を吹っ飛ばすが。 ◆リトス・クリサリス CV 斎藤千和 アイオリアの妹分であるヒロイン(?)。 病死した父親が作った彫刻が起こした事件でアイオリアと知り合い、従者となった。 一人称は「僕」だけど女の子。 一応聖闘士候補性らしい。 ◆ガラリアン・シュタイナー CV 遊佐浩二 アイオリアの従者。通称ガラン。常に冷静で的確なツッコミをする清涼剤。 かつて聖闘士候補生でアイオロスの友だったが、聖域の宝を盗んだために処罰を受け右目と右手を失っている。 アイオロスを深く理解している人物である為、兄の件で危うい精神状態だったアイオリアを只一人で支え助けてきた忠誠心の持ち主。 ちなみに元獅子座の候補生だっただけあってアイオロスとの決闘にも生き残っている。 ◆馬 リトスが用意した馬。 「ヒヒーン!」 ◆ジョン・ブラック 交渉人。アイオリアに人を助けるのに必要な理由を説き命を落とした。 この作品で唯一聖闘士とまったく無関係の一般人だが、真の漢である。 ◆ムゥ アイオリアの聖衣を修復した牡羊座。かっこいい。ムゥのイメージに歪み無し。 ただ、ジャミールに引きこもって道中にトラップをいっぱい仕掛けているので聖闘士が死にまくってるのは内緒。 おかげで修復がまったく進んでいない。 ●必殺技 結晶障壁(クリスタル・ウォール) 星明識延(スターライトエクスティンクション) 銀河革命(スターダストレボリューション) ◆アルデバラン 「小さな子には思い出が必要だ!そんな想い出の詰まった買い物に文句を付ける奴はこのアルデバランが容赦せん!」 やたらと気が良くなっているのだが、やはり見せ場が少ない牡牛座。 ちなみに出番こそ少ないが出番が来た時は異様なまでにかっこいい上に強い。 ●必殺技 威風激穿(グレートホーン) ◆デスマスク 本編に輪を掛けて悪の美学。 しかし、残虐悪徳になっていだがヘタレてない。原作では卑怯な性格ですから… ●必殺技 魂魄分離 積尺気冥界波 ◆シャカ 我らが最強の乙女座。逆賊の弟であるアイオリアを見極めようと幾度も試すような言葉を掛ける。 出番は多め。 ●必殺技 オーム カーン 天魔降伏 天舞宝輪 ◆ミロ 蠍座。アイオリアとは「馬鹿猫」「サソリ野郎」といがみ合うケンカ友達。 アイオリアと噛み合う割に出番が少ない…。 ●必殺技 真紅光針(スカーレットニードル) 赤色巨星(アンタレス) ◆シュラ 山羊座。かなりストイックになっている。 アイオロスに対する敬意を見せる場面や、サガに味方した真の理由など色々フォローがなされている。 主役のアイオリアの次に優遇されている黄金聖闘士かもしれない。 アイオロス追撃時は10歳。とてもそうは(ry ●必殺技 聖剣抜刀&聖剣乱舞(エクスカリバー) 超絶飛翔(ジャンピングストーン) 二刀聖剣(ダブルエクスカリバー) ◆カミュ CV 緑川光 水瓶座。性格は基本的に本編と変わっていない。 中の人は度々シリーズのキャラを演じている。 この人も岡田氏のお気に入りなのかシュラ・シャカに次いで出番がある。 ●必殺技 氷輪(カリツォー) 極小氷結晶(ダイアモンドダスト) 氷結唐柩(フリージングコフィン) 極光処刑(オーロラエクスキューション) ◆アフロディーテ 魚座。敬語とナルシスト以外は基本的に本編と同じサディスティックな性格。原作では敬語も使わず、ナルシストではない。 何だかんだでアイオリアを認めている。 ●必殺技 王魔薔薇(ロイヤルデモンローズ) 黒鋸薔薇(ピラニアンローズ) 赤血薔薇(ブラッディローズ) ◆童虎 天秤座。本編ではアイオリアを助けるために小宇宙の思念体(?)による若い姿で特別出演。 単行本描き下ろしのカラーページにシオンと共に先行登場。 『冥王神話』よりも先に聖戦の終わりが描かれている。 PS2版ハーデス編のロード画面イラストでもそのシーンがあるが、どれも解釈は異なる。 教皇シオン様が話を美化したのだろうか。 ◆サガ 双子座。白サガと黒サガの確執の掘り下げが深い。 美少女みたいなキャラデザになってしまっている。本家で黒サガが自分の体を「美しい」と言ったからか。 クロノス戦では普通のかっこいい兄ちゃんになってたが。 本作においては、アテナの殺害をサガに唆したのはクロノスとされている。 白サガは出番こそ少ないが登場した時の強さは異常で、まさに黄金聖闘士最強の名に恥じないかっこよさ。 幻影とはいえクロノスを撃破寸前まで追いつめている。 ●必殺技 異界次元(アナザーディメンジョン) 幻朧魔皇拳 銀河爆砕(ギャラクシアンエクスプロージョン) ◆アイオロス アイオリアの兄にして永遠の師。かなりマイペースかつ弟思い(ブラコン)。 原作では半ば神聖化されていたが、こちらでは人間味溢れる姿も見せてくれる。 アイオロス、そして追手のシュラや雑兵も皆、やはり正義の闘士だった。 ●必殺技 無限爆砕(インフィニティブレイク) ◆魔鈴(まりん) 鷲星座の白銀聖闘士。9歳エロい。 ●必殺技 鷲星閃光(イーグルトゥフラッシュ) ◆シャイナ 蛇使い座の白銀聖闘士。9歳エロ(ry ●必殺技 雷鳴鉤爪(サンダークロウ) その他、三角座のノエシス、山猫座のレツ、蜥蜴座のミスティ、長谷川美子といった人物が登場。 今のところ、レツとミスティと美子が一緒に行動している。 ミスティは相変わらずの肉体。美子さんがうっとりしていた。 ちなみに暗黒聖闘士に関する話題も取り上げられている。 ◇ティターン神族 本作の敵勢力にして、大神クロノス率いる神々の軍団。大地母神ガイアより授かった漆黒の神具「楚真(ソーマ)」を身に纏う。 大神ゼウス率いるオリンポスの神々との大戦争「神々ノ戦(ティタノマキア)」に敗退し、冥府に封印されていたが、最古の神の一人ポントスの暗躍により現代に復活。 クロノスの復活と、クロノスの楚真「メガスドレパノン」の奪還、そして神々ノ戦を再現しそれに勝利することを目指し行動する。 クロノスを始め、主要人物の大半が純血の神族で構成されており、黄金聖衣を遙かに凌駕する楚真、小宇宙を超える太古の「究極の力(エスカトスデュナミス)」、それぞれが支配する宇宙と守護惑星、更に基本的に雷でしか倒せない(それ以外の攻撃でもダメージを受けるが、時間と共に再生してしまう)という特性も持つ。 来歴からもわかるように、見ての通りオリュンポスの神々と真っ向から戦った本物の神々。 本来ならばアテナは勿論、あのポセイドンやハーデスとも渡り合える力を有している。 が、今作では不完全な復活だったお陰で、黄金聖闘士でも得意分野の相手ならばどうにかこうにか戦えるレベルまで弱体化している。とはいえ神の力は健在で不死の肉体を有し、基本的なスペックは黄金聖闘士よりはるかに上。 個々のスペック、配下の軍勢、身に纏う鎧・武器の強靭さから見て、派生作品全て引っ括めても聖闘士星矢シリーズに登場した勢力の中では最強クラスの軍団である。 男6柱、女6柱で構成されており、1人でも強大な力を持っているが、男神と女神が力を合わせることで絶大な力を発現することができる。 ◆大神クロノス 技:絶対神託(テレオスオラクル)、渾沌豪雨(カオスヒュエトス)、現象支配(パイノメノンアルケイン)、闇乃鳴動、業刃(プラグマスパティ)、神力大鎌(デュナミスドレパノン)、神力翼(デュナミスプチリュクス) ティターン神族の王。大鎌の楚真によって生ける生物の未来(命)を刈り取り、森羅万象を支配する力を持つ。森羅万象の中で唯一、ゼウスの生み出した雷の力だけは完全に支配することが出来ない。負の因子を持つアイオリアを利用して蘇りはしたものの、光子破裂で小宇宙を吹き飛ばされ、同時に記憶が欠落した不完全な状態にある。刻ノ迷宮からリトスに従い脱出後、共にアイオリアと再会、希望や信頼を知り喜びの涙を見せるがその瞬間を待っていたポントスの命によりムネモシュネが記憶解除を行い、完全に大神クロノスとして覚醒。自らの楚真を纏い黄金聖闘士の前に立ち塞がる。 ◆レア 技:天地乃蛇(ゲービュートーン)、炎蜥蜴 クロノスの妻。カタールの楚真を纏う。アイオリアの攻撃がクロノスの小宇宙を吹き飛ばそうとする刹那、他のティターンの女神と共に地上へ現れ小宇宙の防御壁を張り王を護り、ピュートーン、ヒュドラを召喚しアイオリアを抹殺せんとする。 ◆漆黒のヒュペリオン 技:漆黒旋風(エボニーボルテクス)、死剣旋風(グアサングボルテクス)、太陽旋風(ヘリオスボルテクス)、太陽紅炎(ヘリオスプロミネンス)、紅炎大剣(プロミネンスブレイド)、無限紅炎(ウロボロスプロミネンス) 最初に蘇ったティターンの一柱。大剣の楚真を纏う。ティアの夫。ウラノスの兄弟であるポントスの助力には感謝しつつも、彼の真意に疑念も感じている。 ◆次元のイアペトス 技:空間切断(コーラーテムネイン)、百手招喚(ヘカトンケイルカレイン)、闇乃惑星(メラス プラネーテス)、六星乃刃(ヘクス アステル クシボス)、混沌乃輪(カオス キュクロス)、混沌乃刃(カオス ブレイド)、混沌衝撃(カオス プロスボレー) 2番目に蘇ったティターンの一柱。剪刀(鋏型)?の楚真を纏う。テミスの夫で空間を操る神。口調は子供のようだが冷酷な性格である。かつて息子のプロメテウスが人類に火と文明を与えたことで神罰を受けたため、その恩義を忘れた人類を憎悪し、プロメテウスに救いを与えることを望んでいる。 ◆黒雷(こくらい)のコイオス 技:漆黒光源(エボニーイルミネイション)、漆黒疾風(エボニーゲイル)、閃光刺突(スパークルレイピア)、漆黒刺突(エボニーレイピア)、黒雷放電(エボニープラズマ)黒雷突貫 3番目に蘇ったティターンの一柱。刺突剣(レイピア)の楚真を纏う。ポイベの夫でヒュペリオンの親友。強い者は強いと認め他の神のように見下した態度はとらないが、その分手を抜くこともない。穏やかで紳士的だが、その瞳には破壊的な小宇宙が宿る。涅槃堂で小宇宙を高めているシャカの抹殺のために出撃し、アイオリアと対決。 ◆テミス 技:審判乃刃(ブラベウスブレイド)、審判乃天秤(ブラベウスタラントロン) 善悪を量る天秤と断罪の剣を司り、全ての生命に対して審判を下す女神。槍の楚真を纏う。イアペトスの妻。アイオリアの攻撃がクロノスの小宇宙を吹き飛ばそうとする刹那、他のティターンの女神と共に地上へ現れ小宇宙の防御壁を張り王を護り、クロノスに刃向ったアイオリアへ攻撃を仕掛け窮地に追い込んだ。罪人と見なした者に容赦はないが、誘拐されたリトスを気遣う一面も見せている。 ◆テテュス 刻ノ迷宮と共に蘇ったティターンの女神。大槌の楚真を纏う。オケアノスの妻。 ◆ティア 刻ノ迷宮と共に蘇ったティターンの女神。クロスボウの楚真を纏う。ヒュペリオンの妻。 ◆星漢(せいかん)のクレイオス 技:星断円斬(アステルコレイア)、星断光輪(アステルキュクロス)、星断剣(アステル ブレイド)、星護盾(アステルシールド)、盾打(シールドバッシュ)、神鋼刃(オリハルコン ブレイド)、蒼神剣(そうしんけん) シャムシール(もしくはショーテル)の楚真を纏う。エウリュピアの夫。相手の肉体だけでなく小宇宙まで断ち、さらにはそれを取り込む神剣・星断剣を持つ。シュラと交戦し追い詰めるが全身全霊をかけた聖剣によって剣を折られ、黄金聖闘士を認める発言をして去る。激怒すると目の色が変わる。 ◆ポイベ 刻ノ迷宮と共に蘇ったティターンの女神。コイオスの妻。 ◆清流のオケアノス 声 - 岡野浩介 技:大海氾濫(タラッサデリージュ)、清流之刃(ストリュウムエッジ)、海流衝撃(カレントインパクト)、輝光水流(アウゲー・ヒュドール) 海流による万物の流転を司る神。短剣の楚真を纏う。テテュスの夫。沈着冷静な性格。虚空から海流を生み出したり自然界に存在する水分(人間の血液をも)の流れを操作する業に長ける。カミュと対決し、渾身の極光処刑を受けてなお余裕を見せるも、その力を認めて一時撤退する。 ◆ムネモシュネ 技:記憶解除 刻ノ迷宮と共に蘇ったティターンの女神。記憶を司る。斧の楚真を纏う。ポントスとアイオリアの戦いをティターンで唯一感じ取ったり、幽閉されているリトスを気遣うそぶりを見せたりと、ティターンの中ではやや異質な存在。 ◇ティターン神族以外の神々 ◆ポントス ティターン神族に加担する古代神。 大地母神ガイアが生み出した最初の海洋神で海そのものを意味する。 ティターンと聖闘士の戦いの影で暗躍し、母たるガイアと自身の血族の復活を目論む。 戦闘ではコスモの原点である力(デュナミス)と呼ばれる力と偉大秘法(アルス・マグナ)という鎧を纏い、絶大な戦闘力を発揮する。 ぶっちゃけティターン神族よりも強い。 ◆プロメテウス イアペトスとテミスの子。黒い羽を持った渋メン。 ポントスに協力している。 追記・修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] これのデスマスクは文句無しにかっこいい -- 名無しさん (2013-10-16 18 20 38) かっこいいけど、文句無しにとまでは言えんだろ。外道なのは間違いないし -- 名無しさん (2013-10-18 02 23 20) 外道なりの美学やら信念を感じたな、まぁ原作じゃ初登場と皆で吹き飛ぶ以外はあれだが -- 名無しさん (2013-10-18 02 34 16) 文句無しにカッコいいのはむしろアフロかな。助けてくれたし。蟹はリトスを苛めたので極刑な。 -- レオ(偽名) (2013-10-18 09 49 22) Ωにクロノスが関わってんじゃないかとか昴の正体がクロノスなんじゃないかとか言われてるんだよなぁ…この作品LC以外からはホント蔑ろにされてんね。 -- 名無しさん (2013-12-07 11 52 33) ↑時の神と農耕の神でクロノス2人いるんだぜ?ティターンのクロノスは本来は農耕の神 -- 名無しさん (2013-12-07 13 25 49) ↑聖矢世界だと同一扱いだよ。 -- 名無しさん (2013-12-07 13 45 30) LCで何かあったっけ -- 名無しさん (2013-12-07 18 30 26) 何にせよ、外伝では姿を現したり(エピGとND)、名前が出たり(LC)で存在感が大きい。 -- 名無しさん (2013-12-07 22 37 42) コレの続編の絵が同じ作者か?というレベルの絵でクソ汚い。アイオリアの目の大きさが左右で違うとかザラ -- 名無しさん (2014-06-03 08 04 18) 農耕は時節と密接な関係にあるからな。農耕神&時神のクロノスが余計に混同されやすくなる要因の一つ。てか同一と思われてる説もあるくらい -- 名無しさん (2014-06-03 18 23 39) 続編ではミロにも出番をくだしあ・・・ -- 名無しさん (2014-06-03 18 24 19) ティターンの絶望的な強さが良い。勝つまでに死ぬほど苦戦させられた上にあれでもまだ弱体化状態だから黄金に負けても格が下がらないっていう。あと黄金が上級神に勝てる程強いのもコイオスからのケラウノスやクレイオスからのデュナミスを受け取ったおかげという、期間限定な強さなのが良い。 -- 名無しさん (2014-09-04 03 41 11) 初期のコイオス テライケメン -- 名無しさん (2014-10-26 23 38 32) レア、テテュス、ティア、ポイベ、オケアノスは何者かによって生きたまま石像とされ動きを封じられた後、神力を奪われましたけど、レアの姿は16巻にありました。でも、他の4柱の石像は何巻に掲載されていたんですか? -- 名無しさん (2015-04-25 22 32 51) そんなに嫌いでは無いが、激神は萎える。 -- 名無しさん (2015-08-05 21 42 48) アイオリアがポントス&ガイアと決着をつける完結編をやって欲しい -- 名無しさん (2015-11-04 08 08 59) しかしポントスやガイアと戦って勝てる可能性が絶無な気がするんだが・・・。記憶の無いティターンですら超強かったのにポントスに至ってはティターンより格上かつほぼ万全だぞ -- 名無しさん (2015-11-04 17 09 44) アニメ化しないかな -- 名無しさん (2015-12-30 05 03 45) アニメ化見たいけど岡田氏のバトルシーンを動かそうとすると原画班が死にそうだな・・・w -- 名無しさん (2015-12-30 17 04 18) アニメ化された岡田氏のバトルシーンというとシャドウスキルがあるが出来はどうだったんだ -- 名無しさん (2015-12-31 02 08 35) 黄金聖闘士全員がかっこいいからアニメ化の需要はあると思う。原作は消化不良な感じで終わったから話にアレンジ加えるのが必要になりそうだけど。 -- 名無しさん (2016-02-24 06 58 29) アサシンの設定から、エピGもパラレルに出来そうだしなぁ まぁアイオリアが魔拳で洗脳される未来が待ってるし、ほぼ原典に近い世界なんだろうけど -- 名無しさん (2016-02-24 11 04 25) アイオリアとガランの中の人がLCのアローンとカルディアなんだな -- 名無しさん (2016-02-24 16 09 23) 星矢30周年記念としてアニメ化される可能性が微粒子 -- 名無しさん (2016-05-31 21 21 07) これお読んだときの感想は、星矢達が勝てる気がしない、だった -- 名無しさん (2016-12-29 02 11 51) エピソードGアサシンの項目も欲しくなるな -- 名無しさん (2017-04-27 17 57 12) 黄金魂の神聖衣まとった状態でティターン神族と戦ってるのみたい -- 名無しさん (2018-09-20 21 51 47) 名前 コメント
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テレビアニメ版聖闘士星矢におけるオリジナル聖闘士。 小宇宙を燃やさず科学の力で戦うことが売りであり、星矢達のサポートのため 城戸光政がグラード財団と麻森博士の力で作り上げた聖闘士である。 もともと玩具販売などの提携も兼ねて作られたキャラクターであったのだが、 当時あまりにも批判が多いために実質黒歴史状態にまでなったと 当時のシナリオライターの小山高生がぼやいたらしい。 そんな鋼鉄聖闘士が、Ω新聖衣編からまさかのメインに抜擢される事になってしまった。 Ωの世界では基本的に雑兵と同じ様な扱いであり、パライストラなどの施設で元青銅聖闘士の 蛮や那智らに育成されている。 小宇宙を持たないために鋼鉄にならざるを得ない者や、それぞれ事情のある者が多いため コンプレックスが強い傾向にある。 また、それでも頑張ってアテナのために戦い命を落とす者が大量に出ても 昴や蒼摩には最初から期待されておらず、弱さに文句をつけられるなど 扱いが悲惨なため、ついには自分たちの処遇に文句も出だす事態になっていた。 74話でテレビアニメに登場した鋼鉄聖闘士の翔、大地、潮が登場し 当時不評だったアイキャッチを無駄に再現していた。
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登録日:2012/06/16(土) 23 37 30 更新日:2024/03/18 Mon 17 44 07NEW! 所要時間:約 9 分で読めます ▽タグ一覧 10歳に半殺しにされる14歳 アイオロス アトミックサンダーボルト サジタリアス ロス兄さん 兄 射手座 屋良有作 弓矢 故人 老け顔 聖衣が本体 聖闘士星矢 鉢巻 黄金、唯一の良心 黄金の精神 黄金聖闘士 君達に、アテナを託す アイオロスとは、漫画『聖闘士星矢』シリーズの登場人物である。 年齢 享年14歳(存命なら27歳) 身長 187cm 体重 85kg 誕生日 11月30日 血液型 O型 出身地 ギリシア 修行地 聖域 CV 屋良有作(アニメ、OVAシリーズなどの大半)/森川智之(LoS) 聖域の黄道十二宮のひとつ、人馬宮を守護していた射手座(サジタリアス)の黄金聖闘士。 本編では故人。 黄金聖闘士の中でも優れた心と力の持ち主として知られ、13年前にアテナの化身が生を受けた数日後、前教皇シオンから次期教皇に指名されたほどの人物だった。 ちなみに当時たった14歳だった彼が聖域の指導者に指名されたのは、当時の黄金聖闘士は世代交代によって10歳前後の少年ばかりであり、その中でも比較的年長でかつその誠実な人格を認められてのことだった。 だが、この時同じく教皇候補に挙がっていた双子座のサガがおり、結果としてサガの中に眠っていた悪の人格が発現し、後の十二宮の戦いまでに到る一連のサガの反乱の発端となってしまう。 悪に取り憑かれたサガはシオンを殺害して教皇に成り済まし、生まれたばかりのアテナをも葬ろうとする。 だが、これをすんでのところでアイオロスが阻止。赤子のアテナを伴って教皇の間から脱出するが、その間に教皇に成りすましたサガによってアテナ殺害を企てた反逆者に仕立てあげられてしまう。 アイオロスは聖域からの脱出を決意。追撃は熾烈を極めたものの、なんとか聖域周辺の神殿跡地まで逃れる事に成功する。 しかしここで、同じ黄金聖闘士である山羊座のシュラが追っ手として現れる。 下手をすれば「千日戦争」に陥りかねない状況の中なんとかこれを退けるが、この戦いで致命傷を負い、もはや余命幾許もない状態となってしまう。 だが、アイオロスはある人物と運命的な出会いを果たす。 ギリシアを旅行中に聖域周辺を訪れていたグラード財団総帥・城戸光政であった。 アイオロスは光政に全てを打ち明けて自身の射手座の黄金聖衣、そして「この娘が成長するまで、どうか見守ってあげてほしい」と告げアテナを託すと、その役目を果たしたかのように、静かに息を引き取った… しかし出会ったのが私生児100人超えの無類の女狂いだった城戸光政じゃなく普通の人とかだったらどうなってたんだろうか・・・。 本編の十二宮編ではキーパーソンの1人として扱われ、本来の姿を取り戻した射手座の黄金聖衣を通して度々星矢たちの道を後押しする。 そして、最終章である冥王ハーデス編では、嘆きの壁破壊のため黄金聖衣を纏い遂に登場。 同じく復活し勢ぞろいした黄金聖闘士全員の小宇宙を黄金の矢に集め見事嘆きの壁を貫き、その衝撃の中へ消えた…… 【人物】 仁・知・勇、全てに優れた「聖闘士の鑑」。 アテナに対する忠誠心は死してなお失われる事はなく、彼の信念は装着者の意志を蓄積すると言われる黄金聖衣に宿り、アテナを護り続けている。 現在、アテナを守護する立場にある青銅聖闘士達(特に同じく射手座の星矢)に対してもその姿勢は変わらず、彼らが窮地に陥った際には幾度となくそれを救った。 獅子座のアイオリアは実弟であり、逆賊の弟として白い目で見られながらも、兄の汚名を濯ぐために努力し続け、その結果、兄に勝るとも劣らない優秀な聖闘士に成長した。 十二宮編では、聖域から脱出する際に自身の守護する人馬宮に書き記した「ここを訪れし少年達よ、君達にアテナを託す」という遺言を星矢達に見せる。 未来永劫、誰も訪れないかもしれない人馬宮で、自分に変わってアテナを守護する真の聖闘士が現れる事をアイオロスはその最期の瞬間まで信じつづけていたのだ。 アイオロスの熱い想いを感じた星矢達は涙し、命を懸けてアテナを守り抜く事を改めて誓うのだった。 しかし、アニメ版では人馬宮内に崖や水攻めなどのトラップを仕掛け足止めするというただでさえ時間の無い星矢たちにはあまりに過酷な試練を課した。 まぁこれは番組の尺稼ぎのためなので仕方ないが… 十二宮の戦いが終結した後は「アテナを護り抜いた真の聖闘士」と評され、逆賊の汚名を返上。その存在は神格化され、多くの人々の尊敬を集めた。 以上のように、その生き様は多くの聖闘士達に影響を与え、『聖闘士星矢』全編を通して重要なキャラクターと言える。 だが、残念ながら本編ではその実力を披露する機会がなく、その事から当時の少年達の間ではアイオロス自身の人気は決して高いとは言えなかった。 しかし、全体的に完成度の高い黄金聖衣の中でも、彼の射手座の聖衣はそのヒロイックなデザイン、そして後に主人公である星矢が身につける事などから非常に人気が高い。 もしもハーデス編で冥闘士として復活していたら、アイオリアvsアイオロスという夢の対決が実現したかもしれない…と思うと少し残念である。 ちなみに、『冥王神話』では射手座のシジフォスが一時的に冥闘士状態になっている。 実力の程については本編中の戦闘シーンが無い為判断しかねるが、黄金聖闘士最強の呼び声高いサガ以上とされる場合もあるので、作品全体でも上位に位置するのは確かだろう。 実際アテナを守りながらもシュラを撃退し、死後も聖衣に残った魂の小宇宙の力でアイオリアの攻撃を押し止めるなどその実力の片鱗を見せる場面も存在する。 【技】 アイオロスの技は漫画本編で使われる事はなく、唯一、嘆きの壁を破壊する際にサジタリアスの矢を放ったのが最初で最後の攻撃描写であった。 公式設定においても技は「不明」とされているが、アニメとエピソードGでは必殺技を繰り出している。 アトミックサンダーボルト アニメ版で登場。 見た目は星矢の「ペガサス流星拳」に似た、無数の光速拳を放つ技。 ゲーム作品では基本必殺技としてよく登場する。 逆にアイオロスの登場しないTVアニメ版以外の作品では影の薄い技だったが、『Ω』で正式に射手座の聖闘士となった星矢へと受け継がれた。 インフィニティブレイク 『エピソードG』で登場。 無限破砕。 存命の頃、この技で太陽神軍を一掃した。 ガランに放った技もこれ。 【聖衣】 射手座の黄金聖衣 かつてアイオロスが纏った聖衣であり、彼の死後はその気高い魂を宿している。 銀河戦争編での初登場時はなんか機動戦士っぽい顔付きの無骨なフルプレートの鎧だったが、これは聖域の目を誤魔化すため光政によってアンティークに改造された仮の姿(そのため「偽物」扱いされたが、星矢の危機にひとりでに動き出すなどしていた)。 本来の姿は背中に翼を備えた煌びやかな鎧であり、デフォルトで飛行能力を備える。 オブジェ形態はケンタウロス族のケイローンが黄金の弓矢を構えた姿。 この弓矢は戦闘に使うことも可能であり、天秤座の聖衣以外の黄金聖衣では唯一の武器持ち。 矢は複数所持しているらしく、『黄金魂』では複数本をまとめて放っている。 正式な射手座の後継者が不在ということもあって本編ではあくまで「アイオロスの聖衣」という位置を貫いているが、白銀聖闘士編で本来の姿に戻ってからは星矢に力を貸し度々彼の身体に装着され、アイオリアやポセイドンとの戦いに使用された。 しかしエリシオン編では正真正銘の神であるタナトスの攻撃を受け他の黄金聖衣共々粉々に破壊されてしまった。 また、劇場版では毎回終盤に聖衣を破壊された星矢の危機に飛んできて使われる。 ……このようにアイオロス本人の出番の少なさに反して聖衣のほうは中々美味しい出番をもらっているため「聖衣が本体」とか言われたりすることも。 本編後を描く『聖闘士星矢Ω』においては、射手座の聖衣も他の聖衣同様に隕石の落下でクロストーンに変化し、黄金聖闘士に昇格した星矢が身につけている。 燃えあがれ! 私の小宇宙よ! 射手座の神聖衣 『黄金魂』で神聖衣化した射手座の黄金聖衣。 元々翼を持つ射手座の黄金聖衣故、シルエット自体に大きな変化は無いが各部の装飾やディティールがより細かくなり、最大の特徴である背中の翼もより大きく滑らかな形となっている。 全体的に『Ω』で星矢が見せた射手座の新生聖衣に通じる姿。 弓も先端が延伸され若干大型化している。 オブジェ形態もシルエットに大きな変化は無い。 【派生作品でのアイオロス】 『エピソードG』 主人公を務める弟のアイオリアの師となっている。 また弟のアイオリアをブラコンレベルで溺愛しており、旅費として渡されたお金を買い物で使いきって帰れなくなってしまうなど、天然かつお茶目な性格となってて本編には無い人間味溢れる姿を見せてくれる。 言うまでもなくその実力は本物であり、太陽神軍を一人で蹴散らしたり、相手が封印で不完全な状態だったとはいえ海に現れた巨人テュポーンなどの「神」レベルの敵を撃退した。 また親友のガランが故あって大罪を犯し、刑罰としてアイオロスと闘うことになった時には(実質、処刑)彼の意志に応じ、聖闘士見習いの彼にも手加減することなく全力で臨んだ。 結果ガランは片目と片腕を失ったが命に別状はなく、手を抜かずに闘ってくれたアイオロスに感謝し、後に彼の弟アイオリアを後見人・従者として見守ることになる。 しかしガランもタフなヤツである。 ちなみにガランも獅子座の黄金聖闘士候補ではあり、その実力は候補生ながらかなり高かったものと類推されるが。 そして、本作では6年前の赤子のアテナを連れ出す回想シーンも描かれた。 一般雑兵たちの必死の説得に済まぬと言い、彼らはやむを得ずアイオロスを攻撃する。 アイオロスはそれを全て受け止め「アテナを愛する貴公達を倒す拳は持っていない」と言い、雑兵たちもアイオロスが本当に罪を犯したとは思えていなかった。 そして、その後現れたシュラのエクスカリバーすらも受け止め、姿を消すのだった。 シュラ自身も「あなたのような者がこのような事をするなど信じられない」と言っており、6年後に教皇に疑念を伝えたところ、激しい戦闘の後に幻朧魔皇拳によって洗脳されてしまった。 『聖闘士星矢Ω』 原作ハーデス編のさらに未来の話であり、星矢が射手座の黄金聖闘士の座を継いでいる。本人が登場することこそないが、マルスの手によって再構築された新十二宮の人馬宮にも彼の遺言は残り続け、光牙とユナはそれを目にしてかつての星矢たちとの繋がりを感じると共に、アテナを守るという決意を改めて誓ったのだった。アニメ版の影響も強い本作だが、さすがにアスレチックは作動しなかった。 また、先述の通り星矢がアトミックサンダーボルトを引き継いでいる。 『Legend of Sanctuary』 基本設定は原作と同じであり今作でも故人。享年29歳。 外見は顎鬚を生やしたハンサムな青年となっている。 サガの策略でシュラに討たれアテナを偶然出会った光政に託し事切れるが、終盤には聖衣に宿った意志により劇場版恒例の星矢への黄金聖衣貸し出しを行う。 『エピソードG.A』 以下ネタバレ↓ 他の黄金聖闘士と同様に復活を遂げており、女神を守護する教皇に上り詰めている。 ただし、逆賊としてシュラに討伐されておらず、闘士として全てが完成した姿になるまで時を経た別世界のアイオロスであり 今作における敵勢力「剣闘士」及び「顔の無い者」を裏で束ね操る対立教皇となっている。 「シュラに倒されず生き残り、そのまま強さがカンストするまで成長したが闇堕ちしたアイオロス」といえば通じるだろう。 (回想では血塗れで大地に斃れているアイオリアを前に呆然と立ち竦んでいる描写がある反面、シュラに倒された世界軸の記憶を持つ様子から このあたりが闇堕ちの原因と思われる) ライトニングプラズマ、ライトニングボルトの最終形態とも言える「技を超越する業(ワザ)」を会得しており、その力を持って アイオリアとシュラを圧倒した。 更に第八感覚を超えた九番目の感覚に目覚めており、単独でアテナクスクラメーションと拮抗する力を有するまでに至っている。 また背後には前作の黒幕だったポントスの影響が見えるようだが… ↑ネタバレここまで 【余談】 上記の通り聖域脱出時にシュラと戦っているが当時アイオロスは弱冠14歳、シュラに至ってはたったの10歳。 ……聖闘士の戦いとはげに恐ろしいものである。 また、アニメ版ではこの場面の詳細が描かれているのだが、元々歳不相応なほど大人びているアイオロスは兎も角、シュラの方はどう見ても本編と同じ23歳姿だった。 スタッフも相当苦労したのだろう。 ちなみに、原作者の車田正美の星座も射手座である。 「ここを訪れしwiki篭り達よ、君達に追記・修正を託す」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] ハーデス編で復活しなかったのはメインをサガにしたかったかららしいね。 -- 名無しさん (2013-11-06 10 18 15) パプワくんにもちょくちょく出てくる射手座の黄金聖衣。 -- 名無しさん (2013-11-06 11 06 54) 誰もがサガが次期教皇に就くと思われてたとあるが、それについては原作でムウの教皇の正体がサガだと他に説明しながらの回想ではアイオロスを除けばの話だったぞ -- 名無し (2013-11-06 19 19 53) 黄金の短剣とかカノンの正式参入とかはサガがメインだからこそのシーンだし、アイオロスを出すと相当活躍させざるを得ない(兄弟対決とか、星矢との新旧射手座対決とか)から、あのテンポのよさは如何したって崩れるよね。それ考えると復活なしはむしろ英断だったかと -- 名無しさん (2013-12-04 22 12 58) そのかわりOVAでは嘆きの壁に集結した際、弟 アイオリアに固い握手を交わしながら激励の言葉を贈るシーンが追加されたぞ(地味にアフロディーテ等も) -- 名無しさん (2014-01-10 21 36 19) いまいち他の黄金と比べての強さがわからない。流石にシャカやら童虎あたりには及ばなそうだけど、それでもかなり上位なのだろうか。 -- 名無し (2014-01-10 21 42 00) シジフォスの「ケイロンズライト・インパルス」も使えるんだろうか? -- 名無しさん (2014-04-12 19 03 07) 地味にエピGでは、封印状態とはいえゼウスに完勝したことがあるテュポーンを一撃で再封印する化け物。下手な二級神よりかは絶対強いだろコイツ -- 名無しさん (2014-04-30 11 10 01) サガもクロノスの幻影を一撃で吹き飛ばしかけた挙句、神殺し寸前まで押し込んでたな。黄金聖闘士じゃやっぱこの二人は別格 -- 名無しさん (2014-04-30 16 26 21) 中の人はさくらひろしである -- 名無しさん (2015-02-04 22 49 43) ↑おかげで13歳とは思えない渋い声に… -- 名無しさん (2015-04-19 19 43 46) 聖闘士って絶対10歳ぐらいサバ読んでるよね! あの顔で14て・・・・・・ -- 名無しさん (2015-09-08 10 58 09) アニメ版のアスレチックは黒歴史。 -- 名無しさん (2015-11-04 23 16 41) アサシンでは教皇ルート 闘士としてカンストしてるのアイオロス出てきてたな ただアイオリア死亡ルートでもあるようで -- 名無しさん (2016-05-07 21 35 18) ↑2 とある雑誌に載っていた星矢のパロでは、そのアスレチックはアイオロスの趣味ってことになってたな。チビ星矢が引っ掛かって死にそうになってたw -- 名無しさん (2016-05-08 07 22 02) 声は二代目千兵衛さんなんだな・・・w -- 名無しさん (2016-05-16 16 56 01) 声はドラコルル長官なんだよ(笑)この作品ではアテナとシャカを処刑寸前まで追い込んだんだが・・ -- 名無しさん (2016-08-07 08 43 19) 普通の人に育てられたら、きっと沙織さんは普通に育てられて普通の生活を送ってたんだろうな。そんな沙織さんも見てみたいが…… 結論:物語が始まらない -- 名無しさん (2016-09-20 15 39 54) NDでは星矢以外の青銅の4人は先代の黄金聖闘士に後継者と認められたけど、射手座についてはどんな扱いになるのかな?肝心の星矢は過去に来てないし、天馬を通じて何かイベントがあるのだろうか? -- 名無しさん (2016-11-08 15 58 36) しかしアサシンでは並行世界の存在とはいえ、聖闘士シリーズでも屈指の大英雄のアイオロスを邪悪化って思い切ったことするよなぁ -- 名無しさん (2016-12-27 00 51 05) ナインセンシズ………だと? -- 名無しさん (2017-01-15 20 25 57) 堕ちオロス -- 名無しさん (2017-03-18 08 38 52) 第九感に目覚めた事でシャカを抜いて神に最も近い男になったな。最近は割と第八感までは目覚めるキャラ多いけど -- 名無しさん (2017-03-18 17 49 05) マジかよ・・・本物か知らんが大神ゼウス討ち取るとか、どんだけインフレしてんだ -- 名無しさん (2017-08-13 00 45 23) 齢14歳にして身長187cm体重85kgの偉丈夫。 落命せず順調に育てばアルデバランコースあったな。 -- 名無しさん (2018-10-20 09 29 05) 闇アイオロス教皇のいた世界では、(あちらの世界の)サガはどうなったのかな? 素直にアイオロスに教皇の座を譲ったのか、叛乱を企てる前に、アイオロスに抹殺されたのか……。 -- 名無しさん (2018-10-20 09 39 29) ただ、アサシンの裏オロスは別に邪悪ではないと思うけどなぁ。彼とて、彼が生きていた聖域のために戦ってたわけだし。 -- 名無しさん (2020-02-09 13 08 10) 原作では描かれなかったけど、どんな技を想定していたのだろうか? 確かギリシャ神話でのアイオロスは風の神様だから、サンダーボルトという名前にはどうにも違和感が。 -- 名無しさん (2020-07-24 21 26 48) アイオリアの兄なのでライトニングボルトの同系列・上位版 → アトミックサンダーボルト だったんだろうね -- 名無しさん (2020-07-24 21 44 18) 弓矢は戦闘に使っていいんだな。光速拳のほうが明らかに強いので本気じゃないからOKみたいな理屈だとは思うんだけど。 -- 名無しさん (2020-07-24 22 15 55) ハーデス編で復活したら聖闘士一の忠臣が裏切ったことに疑問持たれて作戦台無しじゃない? -- 名無しさん (2022-04-14 21 04 57) 射手座の方角にあるブラックホールの撮影に成功した今なら、重力系の攻撃技を持たされたのかもしれないな。 -- 名無しさん (2022-05-17 17 21 53) 名前 コメント
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聖闘士星矢Ω(セイントセイヤオメガ)の第1話 ギリシャ。 古代遺跡を思わせる神殿で、幼い赤ん坊がたどたどしい足取りで歩いている。 赤ん坊を見守る、城戸沙織。 前作『聖闘士星矢』でも登場した、闘いの女神アテナの化身である。 赤ん坊がつまづいて転び、泣き出す。 沙織は手を差し伸べないが、優しい笑顔で見守る。 やがて赤ん坊が泣きやみ、自力で立ち上がろうとする。 そのとき── 突如として、空が真っ赤に染まる。 沙織がとっさに、赤ん坊を抱きあげる。 声「アテナよ! 迎えに来たぞ」 強烈な衝撃が放たれ、沙織が吹き飛ばされる。 そのとき、黄金の閃光とともに飛来した者が、その衝撃を食い止める。 前作『聖闘士星矢』の主人公、星矢。 女神アテナを守る戦士・聖闘士(セイント)の1人、現在ではその最高位である黄金聖闘士(ゴールドセイント)の1人。 沙織「ありがとう、星矢!」 声「さすがは黄金聖闘士、フハハハハ!」 声の主が姿を現す。 火星の守護者にして闘いの神、マルス。 マルス「待っていたぞ、ペガサスの星矢!」 星矢「俺もだ」 睨み合いの末、均衡を崩すように星矢が突進する。 拳と蹴りを繰り出すが、マルスには通じない。 星矢の繰り出す拳を、マルスが堅く受け止める。 マルス「どうした? この程度の小宇宙(コスモ)では、我が銀河衣(ギャラクシー)に触れることなど、できぬぞ!」 星矢「お前の力は、俺は止める!」 マルス「いいぞ、星矢! もっと燃やせ、小宇宙を! ヌーベル・シドゥス・グングニル!!」 星矢「ペガサス流星拳──っ!!」 この世に邪悪が蔓延るとき必ず現れる希望の戦士。星座の聖衣(クロス)を纏い、己の肉体に秘められたエネルギー・小宇宙を爆発させて戦う。彼らこそ、地上の愛と平和を守る戦士──聖闘士! 星矢が救った命!甦れ聖闘士伝説! 十数年後── とある孤島で、激しい戦闘訓練が行われている。 訓練を受けているのは、主人公の光牙(コウガ)。 冒頭の赤ん坊が成長した姿である。 そして光牙に訓練を施しているのは、前作『聖闘士星矢』でも活躍した仮面の女聖闘士、シャイナ。 光牙「痛ぇ…… 手加減してくれよ。なんで、こんな訓練、いつまでも続けんだよ?」 シャイナ「聖闘士になるためだ!」 シャイナの激しい攻撃が光牙に決まる。 光牙「くッ……」 シャイナ「どうした? もうネンネかい?」 光牙「俺は…… 聖闘士になんか、ならねぇよ!」 有無も言わず、さらにシャイナの攻撃が決まり、光牙は痛烈に岩盤に叩きつけられる。 シャイナ「本当にお前は逆らってばかりだな、光牙。その名の通り、何にでも牙をむく。男なら黙って耐えろ」 光牙「男は反抗してこそ男だ! 俺は自分の力で道を開く!」 シャイナ「フン! まったく、聖闘士になる力を身につけもできずに、口だけは生意気に育っちまったな。その言葉が口先だけじゃないって、証明してみせな!」 島内の邸宅で、沙織がベッドに就いている。 その胸には、宝石のついたペンダントが下げられている。 執事の辰巳徳丸が、水と薬を運んでくる。 辰巳「お嬢様……」 シャイナの指示で、光牙が岩盤に拳を叩きつける。 光牙「痛ぇ~! 無理無理、できるわけねぇ!」 シャイナ「光牙……」 光牙「なんだよ?」 シャイナ「お前は、小宇宙を感じたことがあるのか?」 光牙「コスモぉ? ねぇよ、そんなもん」 シャイナ「小宇宙を感じれば、その程度の岩、軽く砕けるはずだ」 光牙「……フン」 シャイナ「何度も言ったろ? 石は原子でできている。我々の体も原子でできている。夜空に輝くあの星々も。この大宇宙にあるもの、すべてが原子でできあがっているんだ」 光牙「……」 シャイナ「宇宙は137億年前に、一つの塊からビッグバンによって誕生した。言わばお前の肉体も、ビッグバンによって生じた小さな宇宙の一つ……」 光牙が思わず、自分の体を見つめる。 シャイナ「いいかい? 破壊の根本は、原子を砕くということだ。その体の中の宇宙、小宇宙を爆発させろ! それが原子を砕く力となる」 光牙とシャイナの特訓は、夜が明けても続く。 シャイナ「光牙、小宇宙を燃やせ! 迷い、怒り、憎しみ、余計な感情に惑わされるな! 精神を集中させるんだ!」 光牙「……」 シャイナ「このままでは、お前は聖闘士としての力を永遠に発揮できない! お前は自分もアテナも、守ることはできない!」 光牙「アテナなんて、どこにいんだよ!? ギリシア神話の中だけだろ!?」 シャイナ「それだけじゃない。お前は、あの星矢が守った命なんだ」 光牙「だから、誰なんだよ、そいつは?」 シャイナ「……」 光牙「何も教えてもらえずに、ただ聖闘士とやらになれと言われてもさぁ。いっそ、赤ん坊のとき死んでりゃ良かったぜ。こんなことやらされずに済んだんだからなぁ! 俺を助けて死ぬなんて、星矢って奴は大馬鹿野郎だぜ」 シャイナ「!? ……星矢を悪く言うなぁぁっ!!」 シャイナが激昂して、拳を振るう。 光牙が反射的に拳を繰り出し、その拳がシャイナの顔をかすめ、背後の岩盤を大きく砕く。 光牙が我に返り、シャイナの態度と、思わぬ自分の力に呆然とする。 光牙「……ごめん。俺…… きょ、今日はもういいだろ……」 光牙が逃げるように駆け去る。 シャイナ「あの子は、紛れもなくすごい小宇宙を秘めている。だが……」 光牙が草原を行き、草むらの中に咲いている花に気づく。 光牙「沙織さん、いる?」 光牙が沙織の部屋を尋ねる。 部屋には誰もいない。 背後から辰巳が現れる。 辰巳「何をしておる!」 光牙「爺!?」 辰巳「お嬢様の部屋に勝手に入りよって! 何を……」 沙織「辰巳!」 いつの間にか辰巳の後ろに、沙織が立っている。 辰巳「お、お嬢様!?」 沙織「ふふ。……あら?」 光牙が花を手にしているのに、沙織が気づく。 光牙「あ、これ? 沙織さんにと思って…… ほら、爺! ちゃんと生けとけよ!」 辰巳「何じゃ、その態度は!?」 光牙「じゃ!」 辰巳「まったく! もっと礼儀作法を叩きこまねばならんようですな」 入れ替りに、シャイナが沙織の部屋を訪ねる。 シャイナ「お具合は?」 沙織「大丈夫です。でも、もうあまり時間がありません。私の力は……」 シャイナ「しかし、光牙はまだまだ聖闘士には……」 沙織「シャイナ。光牙を信じましょう。本当なら、あの子にはもっと楽しい少年時代を、過ごさせてあげたかった。たとえ戦うことが、あの子の宿命であっても……」 そのとき、何かを沙織が直感する。 沙織「うっ…… まさか!?」 光牙が海岸の砂浜で、うたた寝から目覚める。 光牙「夢……?」 夢の中で見た光景。 黄金に輝く翼を背負い、黄金に輝く甲冑を纏った誰かの後ろ姿── 光牙「あれが…… 星矢?」 気づくと、そばに沙織が立っている。 光牙「あっ、沙織さん!」 沙織が無言で微笑んでいる。 光牙「沙織さん……?」 光牙と沙織が、夕陽を見つめながら語らう。 沙織「修行はどう?」 光牙「がんばってるよ。その、俺なりに……」 沙織「ごめんなさい。こんなところで、人に知られないように何年も」 光牙「別に平気だよ、俺は。シャイナさんはおっかないけど、いろいろ教えてくれるし。辰巳の爺は面白いし。それに……」 光牙が照れ臭そうに、鼻を掻く。 光牙「ずっと、こうして…… 沙織さんと……」 沙織「フフ……」 光牙「でもさぁ、なんで聖闘士になんなきゃなんないのか、わかんねぇよ」 沙織「聖闘士にならないと、守ることができないのよ」 光牙「守るって、アテナを? じゃあ、会わせてくれよ。アテナって女神にさぁ」 沙織「……いつかね」 光牙「また、はぐらかす。いつもそうやって、何も教えてくれねぇじゃねぇか。アテナのことも、星矢って奴のことも」 沙織「……」 光牙「さっき、夢を見た」 沙織「えっ?」 光牙「金色に輝く、誰かの背中…… もしかして、あれが星矢って人なのかな」 沙織「……すべてわかるわ。あなたが、聖闘士になれば」 光牙「……だから、聖闘士って何だよ!? 俺は聖闘士になんか、なんねぇよ! 俺の道を、俺の道を勝手に決めるな!」 沙織が自分のペンダントを外し、差し出す。 沙織「光牙、これを……」 光牙「それは?」 沙織「とても大切なものよ。あなたが持っていて」 光牙「俺が……? いいの?」 沙織が優しく頷き、光牙がペンダントに手を伸ばす。 そのとき── 強烈な衝撃と共に、冒頭のように空が真っ赤に染まり、マルスが降り立つ。 マルス「待ち侘びたぞ、この日を。もはや、お前を守る黄金聖闘士はいない! アテナよ」 光牙「アテナ!? 沙織さんが……!?」 マルス「さぁ、我とともに来い! 世界を我が物とするには、貴様の力が必要なのだ」 沙織「この世界は、人々が守り育み、受け継いできたもの。たとえ私の身がどうなろうと、あなたには渡しません!」 沙織の体から満ち溢れる未知の力に、光牙が目を見張る。 光牙「この力…… これが……!?」 マルス「さすがアテナ、すばらしい! 貴様の香しい光の小宇宙、それを我は欲していたのだ」 沙織「うぅっ……!」 沙織の体が次々に闇色に染まってゆき、沙織が苦痛に顔が歪む。 光牙「さ、沙織さん!?」 マルス「フフフ、苦しいか? 今、無理に小宇宙を燃やせば、闇の力と混ざり合い暴発する! もはや我が手より逃れることは、できぬのだ!」 そこへ、光牙が割って入る。 光牙「やめろぉ! 沙織さんに手を出すな!」 沙織「光牙!? 下がりなさい!」 光牙「そんなわけ、いくか!」 マルスはたやすく、光牙をねじ上げる。 マルス「あのときの赤子か? 惰弱な」 光牙「うっ……」 光牙があっけなく投げ飛ばされ、岩肌に叩きつけられる。 沙織「光牙!?」 辰巳「お嬢様──っ!」 辰巳が竹刀を手に駆けて来る。 それより先にシャイナが辰巳をかばって飛び出し、マルスに一撃を浴びせる。 シャイナ「サンダークロウ!! ついに目覚めたか、マルス!」 マルス「蛇遣い座(オピュクス)のシャイナか!」 シャイナが次々に攻撃を繰り出すが、マルスには通じない。 逆にマルスの猛攻が、シャイナを襲う。 シャイナ「うぅっ!?」 シャイナは血を滴らせながらも、必死にマルスに挑む。 光牙「シャイナさん……!?」 シャイナ「アテナ、ここは私が!」 沙織「シャイナ!?」 マルス「アテナの聖闘士、尊き小宇宙の力よ! ムルス・イグニス!!」 マルスの攻撃で、シャイナが炎に包まれる。 沙織「シャイナ!?」 シャイナ「あぁぁ──っ!」 仮面が砕け、素顔が露わになる。 ふっ飛ばされたシャイナを、とっさに光牙が受け止める。 シャイナ「光牙、守れ…… アテナを、アテナを!」 光牙「シャイナさん……!?」 シャイナが虫の息の中で、必死に訴える。 光牙は瞳に涙を滲ませつつも、やがて激しい怒りと共に突進する。 光牙「沙織さぁん! 待ってろ! 今、助ける!」 沙織はすでにマルスの手の中にあり、周囲は激しい炎の壁で覆われている。 光牙「くそぉ……!」 沙織「光牙!?」 光牙が必死に拳を炎に叩きつけるが、炎の壁にはまったく通じない。 地面に転がっていたペンダントが、かすかに動く。 光牙「くそぉ、うぅっ…… こんな、炎ぉ──っ!」 逆に光牙の方が炎に跳ね返されてふっ飛ばされるが、なおも光牙は立ち上がる。 ペンダントがひとりでに、カラカラと動き始める。 光牙「沙織さんは、沙織さんは……! 沙織さんは、俺が守るうぅぅ──っっ!!」 その絶叫に呼応するように、ペンダントの宝石がまばゆい光を放つ。 沙織「ペガサスの聖衣が……!?」 光牙「クロス……?」 光の中に浮かび上がった13の星が、天を駆けるペガサスの姿となり、光牙の体を包み込み、甲冑となる。 聖闘士の証──聖衣。天馬座(ペガサス)の聖衣である。 マルス「聖闘士だと!?」 光牙「これは……!?」 声「光牙、小宇宙を燃やせ」 光牙の脳裏に浮かぶ光景。 星々の満ちる中、夢で見た星矢の後ろ姿。 星矢「お前の小宇宙を燃やすんだ」 光牙「小宇宙を燃やす? 小宇宙…… 俺の小宇宙を…… 爆発させる!」 マルス「むぅっ!?」 光牙「おぉ──っ! ペガサス流星拳──っっ!!」 音速を超える百発以上の拳が流星の雨のごとく炸裂──! 炎の壁が跡形もなく消え去る。 マルス「こいつは!?」 光牙「なんだ、この力は……!?」 声「光牙……」 光牙の脳裏で、星矢が振り向き、素顔を晒す。 星矢「それが小宇宙だ」 光牙「これが…… 小宇宙!?」 光牙が歯を食いしばり、拳を握りしめ、猛然とマルス目がけて突進する。 光牙「うぅおおぉぉ──っっ!!」 つづく
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登録日:2012/09/23(日) 18 58 01 更新日:2024/06/26 Wed 19 46 55NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 Ω お色気担当 りゅう座 ドラゴン リア充 ロン毛 中華 出血大サービス 天秤座 失明 廬山昇龍覇 櫻井孝宏 盲目 盾 紫龍 緑 義の戦士 義の為、友の為、女神の為に 義侠 聖衣を脱いでからが本気だ!! 聖闘士 聖闘士星矢 脱いだらすごいんです 脱衣 赤羽根健治 鈴置洋孝 露出狂 青銅聖闘士 黄金の精神 龍峰の父 龍星座 「この紫龍、負けはせんっ!!」 聖闘士星矢に登場するキャラクター。 年齢 14歳←ホントだってば。 身長 172cm 体重 53kg 誕生日 10月4日 血液型 A型 出身地 日本 修行地 中国・廬山五老峰 CV 鈴置洋孝(初代TVシリーズ)、櫻井孝宏(OVAハーデス冥界編以降)、成田剣(Ω)、赤羽根健治(LoS) 演:草彅剛 グラード財団総帥・城戸光政によって聖闘士となるべく全国から集められた100人の少年達の1人で、龍座(ドラゴン)の青銅聖闘士。 龍神伝説で名高い中国は盧山・五老峰で天秤座(ライブラ)の黄金聖闘士 童虎に師事し、聖闘士としての修行を積んだ。 「銀河戦争」では2回戦にペガサス星矢の対戦相手として登場。 聖衣の中でも最高の硬度を誇る龍座の盾と、紫龍自身の高い身体能力を駆使して、彼の必殺技「ペガサス流星拳」を封じ込めた。 なお、この際に当時の流星拳は百発の殴打のうち実際はマッハを超えているのが1割にも満たないことを指摘した。 しかし、マッハを超えているものだけ注意すれば良いという明らかにこの時は地力が上というか、少しよく分からない理論で完封していた。 紫龍有利に戦いが進む中、星矢の捨て身の作戦により拳と盾を破壊され、互いに聖衣を脱いで体一つで勝負。 紫龍の奥義「盧山昇龍覇」のただひとつの隙を星矢に見切られ左胸、すなわち心臓に拳を受けて敗北。 心肺停止に陥り生死の境を彷徨ったが、星矢が試合直後の傷だらけの体をおして、背中側からもう一度心臓に拳を打ち込んだことで息を吹き返した。 その後、3回戦を目前にフェニックス一輝が乱入し射手座の黄金聖衣を強奪。 聖衣の無い状態ながら一輝の配下であるB(ブラック)・フェニックスを倒し、パーツの一部を奪還した。 一輝から決戦の場を富士の風穴と定めた旨の果たし状が送りつけられ、 星矢との戦いで破壊された龍座の聖衣と、星矢の天馬座の聖衣を直すために、チベットとインドの国境にある秘境・ジャミールに住むという聖衣修復師の元へ向かった。 今まで誰も抜け出たことがないという聖衣の墓場を抜け、ようやく修復師ムウの館にたどり着いた紫龍は早速聖衣の修復を依頼するが、 ムウには「その聖衣はもう死んでしまっており、修復は不可能である」と言い渡されてしまう。 暗黒四天王と一輝を倒すためにはどうしても聖衣が必要だと食い下がる紫龍に、ムウは「修復する方法がないわけではない」と明かす。 しかしそれには、紫龍自身の「命」が必要であるという。 正確には、死んでしまった聖衣を甦らせるには人間の体に流れる3分の1の量の血液が必要。 すなわち2つの聖衣を直すには致死量に達する全体の3分の2もの血液が必要になる。 ムウはそれを指して「命」が必要と表現したのである。 だが紫龍は全く躊躇うことなく自らの手首を切りつけ、血を2つの聖衣へと流し込んだ。 さらに途中からはどうせ死ぬ身ならと、星矢の聖衣に血を与える事を優先した。 みるみる青ざめていく紫龍の体。遂に出血は致死量を越え、紫龍は気を失ってしまった。 彼の心意気を買い、死なすには惜しいと判断したムウは自身のサイコキネシスで紫龍の傷を止血すると、聖衣の修復に取り掛かるのだった。 天馬座の聖衣は貴鬼に託して先に星矢へ渡し、紫龍は傷が癒えるのを待って後から富士の風穴へと向かい、暗黒四天王の最強の実力者・ブラックドラゴンと対戦。 直前に致死量を越える血を失い、かすり傷ひとつでも命に関わる状態ながら、友のために殉ずる覚悟を決めた紫龍にはB・ドラゴンも敵わず、盧山昇龍覇で撃破。 出血が酷く、再び死の淵に立たされた紫龍だったが「友情という言葉を信じてみたくなった」と改心したB・ドラゴンに血止めの真央点を突かれて一命を取り留めた。 星矢が暗黒ペガサスを一蹴したものの黒死流星拳によって命の危機に陥っているところに出くわし、 天馬星座の星命点を突いて汚染された血を抜くという荒療治を行う。 【人物】 信じるものためならば、自分の命を投げ出す事にさえ一辺の躊躇いも見せない義に厚い男。 登場当初は大恩ある老師直伝の奥義が破られるはずがないという自負から自信過剰で高慢な面も見られたが、 星矢に敗れてからはなりを潜め、命を救ってもらった彼には特に厚い信頼を寄せ、レギュラーの中では行動を共にする事が多い。 前述の聖衣修復のエピソードや、ペルセウス座のアルゴルの「メドゥサの盾」を破るために自らの両目を失明させるなど、 何度も死の淵や逆境に立たされながらも復活し、最後まで星矢達と共に戦ってきた。 老師から教えられた豊富な知識を生かし、星矢達の参謀役となる事も多く敵の罠や策に対しても割と対応しやすい。クールを心情としている氷河よりむしろ冷静。 修行先の五老峰では童虎の養女・春麗(チュンリーとは読まない)と恋人同士になるなど青銅屈指のリア充でもある。もげろ。 ちなみに星矢のシスコン、氷河のマザコン、瞬・一輝のブラコンに並ぶように紫龍は老師大好きの爺コンである。 流石兄弟、こんなとこまで似ているのか・・・。まぁ大恩あるって言ってるし仕方ないね 要所でやたら聖衣を脱ぎまくる露出狂だけどな!! 【技】 ・盧山昇龍覇 師匠・童虎から伝授されたドラゴン最大の奥義。 盧山の大瀑布すら逆流させる強力な拳だが、完璧に使いこなせていない頃は「1000分の1秒間だけ左のガードが下がって心臓がガラ空きになる」という弱点があり、星矢にもそれを突かれ敗北した。 最初は凄い速さの凄い痛いアッパーカットだったが、いつの間にやら龍の闘気と一緒に殴る技になってた。 最大の奥義と言う割にはあっさりぶっ放してあっさり破られる事にツッコんではいけない。 因みにお笑いコンビ「ロザン」は本技がネーミングの由来である。 余談であるが、空想科学読本でロザン宇治原氏から「廬山昇龍覇ってどのくらいの威力なんですか」という質問が来た事があるのだが、 大瀑布を一瞬で逆流させるにはマッハ5万2300ものスピードで拳を振ることになり、31t以下の物体は宇宙空間までぶっ飛んで二度と落ちてこない事が判明。 よく星矢はこんなもんを喰らって原型をとどめていたものである。 尚、ファミコンの黄金伝説完結編では廬山龍飛翔の存在がすっかり見落とされていたためか、彼の黄金聖闘士対決パートの持ち技は昇龍覇とシュラとの対決で解禁される盧山亢龍覇しかない。 昇龍覇は主に相手のライフを削る技になっているので、紫龍は他のメンバーと異なり「コスモ攻撃技で相手を消耗させ被害を抑える」という戦法が取れず苦労することになる。(*1) ・盧山龍飛翔 龍のオーラを纏って突進する技。 ただ昇龍覇の技の形がアッパーだったりキックだったりフリーダムなので、あまり使われない。 上述の通り黄金伝説完結編でも存在そのものをスルーされてた不遇の技。 コスモ攻撃技として採用されていれば大活躍できただろうに・・・。氷河のカリツォ―のように。 ・盧山亢龍覇 相手を羽交い締めにして小宇宙を爆発させて空に飛び上がり、そのまま猛烈な勢いで飛び続けることで自分ごと相手を燃やし尽くす捨て身技。 敵が黄金聖衣を着用していたら裸の紫龍よりも生き永らえることはできるが、例え紫龍が死んでも勢いは変わらないので念動力などで抜けださない限り結局後から焼け死ぬし宇宙に出て死ぬ。 技をかけられている最中の黄金聖闘士のシュラですら、まだ余力が残っているにも関わらず死を確信して(それとその途中で改心したので)自分を犠牲に紫龍を生かす以外の手はなかった。 さすがに危険過ぎるため使われたのは十二宮編のシュラ戦のみ。 また、昇龍覇を使う際の小宇宙の爆発が強すぎて暴発するとこの技になるらしい。 昇龍覇の修業中に知らず知らずのうちにうっかり発動して自滅しかけたところを老師に救われている。 ・聖剣(エクスカリバー) あらゆる物体を両断する威力を持つ手刀。 十二宮編後に山羊座のシュラから、彼の魂と共に受け継いだ技。 シュラは両手両足で放つことができたが、紫龍の場合は右手のみ。 ・廬山百龍覇 最終決戦直前、星矢たちを先に行かせ、冥闘士たちの追撃を阻む殿になった際に披露した技。 元は師匠の技であったが、直々に伝授された描写がないことから、おそらく師匠が使ったのを見て、見よう見まね、ぶっつけ本番で成功させた模様。 昇龍覇のエフェクトが一匹の龍だけなのに対し、こちらは無数の龍が襲い掛かる。 【本編外の紫龍】 『聖闘士星矢Ω』 星矢達と共にマルスと戦い、他のレギュラー陣同様に魔傷を負ってしまう。 その中でも紫龍は特に酷く、ほぼ全身を傷に冒されている上に五感を失ってしまった。 しかし暗い話題ばかりではなく、それ以前に恋人であった春麗とめでたく結婚。 1人息子の龍峰を授かり、彼に龍座の聖衣を受け継がせて五老峰で療養している。 また、青年時代に後に双子座の黄金聖闘士となるパラドクスに惚れられ、ヤンデレ気質の彼女のストーカー被害に遭っていたりしていたらしい。 春麗もいたため彼女のアプローチには返答しなかったようだが、やはりモテる男も苦労するということだろうか…… 二期では魔傷も完治し五感も回復している。 依然五老峰にいるが、次なる戦いを予期し厳しい修行を課し龍峰からやや反感を持たれてしまっていた。 だが父の真意を知った龍峰と改めて親子の絆を確かめ、新たな戦いに旅立つ息子を送り出した。 そしてその後、決戦の場に氷河や瞬たちと共に駆け付けると亡きゲンブに預けていた天秤座の聖衣を纏い正式参戦。 昇龍覇や聖剣など先代黄金聖闘士たちから引き継いだ必殺技の数々を駆使し活躍する。 『聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY』 他のメンバーと同様に16歳に引き上げられている。 人物像は原作通り寡黙だが義を重んじる熱き漢だが、敵の襲撃に備えるためという名目で城戸邸で聖衣を装着したまま身構えたり、矢座のトレミーに呪いの矢を撃ち込まれた沙織にお構いなく聖域の解説をしたり(*2)と、生真面目さが度を越して天然キャラになる場面が目立っていた。 ちなみに、城戸邸において星矢に「頭の固さも聖衣並みだな」と皮肉を言われても「それは褒めているのか?」と気にしていない模様。 聖域ではデスマスクと対戦。やはり数々の外道な行いに堪忍袋の緒が切れた蟹座の黄金聖衣が脱げた後、自分も聖衣を脱いで廬山昇龍覇をデスマスクに決めて撃破した。 一方シュラとの対戦は瞬&一輝コンビに取られる。まぁ、結果は二人ともシュラにボロ負け&まさかのシュラ生存ルートだったので、氷河と同じく聖域で勝ち星一つもらえただけまだましか。 エンドクレジット後の沙織の誕生会においても聖衣を脱がずに座っていたため、私服姿は一切なし。ちなみに聖衣はキャンドルライト代わりに光らせていました。 【余談】 CVは機動戦士ガンダムのブライト=ノアなどでお馴染みの鈴置洋孝。 しかし氏が鬼籍に入られたため、OVAハーデス冥界編からは櫻井孝宏が担当している。 鈴置verは冷静で落ち着いた面が強かったが、櫻井verでは義に厚い熱血漢な面が強調され、声優が変更されたキャラクターの中でも特にイメージがガラリと変わった。 そのため他のレギュラー青銅組同様鈴置氏の時代を知る古参のファンからは違和感を覚えられることも多かった。 一方、『Ω』で担当声優となった成田剣は鈴置氏の役の多くを引き継いだだけあって、やや年齢の変化を感じさせつつも違和感の無い演技となっている。 『LoS』の担当声優である赤羽根健治は櫻井氏を意識した義に厚い熱血漢を演じているが、赤羽根氏で一番インパクトがあるのは第三弾『キャストサイン入り「煌く!特大ポストカード」』における「聖衣を脱いでからが本気だ!!」という直筆のメッセージであろう。 過去にミュージカル化したときは、SMAPの草彅剛が紫龍を演じていた。 草彅氏が後年全裸事件を起こしたのは、決して酒に酔っていたからではなく、紫龍のように衣服(聖衣)を脱ぎ捨てて小宇宙を高めようとしたのだろう。 なお余談であるが『ストリートファイター』の主人公が使用する昇竜拳は廬山昇龍覇がモデルという説もある。あくまで噂ですよ、噂。 ヒロインの名前も春麗だしね。 「アニヲタだけでも信じたい…追記・修正だけが、ただひとつの心の拠り所なのだから!!」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] サルベージしました -- 名無しさん (2019-06-01 01 34 06) 一応ND設定とΩ、矛盾はしてないんだよね。おおまかにしかΩの年代が判明してないから翔龍の存在も「既に大きくなって独立しているかなんらかの理由で離れている」で解決できるという -- 名無しさん (2019-06-01 02 18 55) 主要キャラの中でも凄い安定した実力。故にどのエピソードでも基本強キャラとマッチアップして後遺症残るレベルのケガ(普通死なない方がおかしいケガが大半だが紫龍のエピソード跨ぐケガの多さは断トツ)も多いんだよなあ。後は武器持ち相手も多かったな。 -- 名無しさん (2019-06-01 06 00 23) 頑丈な盾と老師からの教えで、メインメンバーの中では初見殺しに強い印象がある。サガの迷宮とかアルベリッヒとか。 -- 名無しさん (2019-06-01 06 15 03) 訓練は皆厳しかっただろうけど、師匠と場所にはかなり恵まれた環境だよな、紫龍。落ち着きのある佇まいなのもその辺が理由だろうね -- 名無しさん (2019-06-01 09 17 17) くじ運を修行場所選びで使い果たした男 -- 名無しさん (2019-06-01 09 26 19) ↑2紫龍以外は、修行地もしくは師匠がメッチャ厳しい環境だったから一番恵まれた場所だろうな。(氷河は極寒、瞬はクッソ暑い、一輝はまんま鬼な師匠と活火山で修行、星矢は無茶ぶりなスパルタとよく暗黒聖闘士にならなかったと誉めたいw) -- 名無しさん (2019-06-01 10 18 48) 瞬殺した相手とデスマスクを除けば、大抵の相手に「お前ほどの男が…」と認められるのも中々凄い。 -- 名無しさん (2019-06-01 10 30 59) ↑2 子供なんだしもう少し修行環境考えてやった方がいいんじゃねかなってなるなwだからこそのΩの設定なんだろうが。 -- 名無しさん (2019-06-01 10 44 18) 「老師にお聞きしたことがある」という台詞で、「そういえば聞いたことがる」のアメリカンや、「むう、あれは間違いない」の拳法家と並んで、80年代のジャンプ解説キャラの一人だと思っている。 -- 名無しさん (2019-06-01 10 47 08) Ωでは、成田剣さんが担当されてたけど全く違和感ないのに驚いた -- 名無しさん (2019-06-01 14 48 56) 何気に青銅一軍の中では一番黄金聖闘士と広く接点・面識のあるキャラだよね。全くないのはアフロぐらいか? -- 名無しさん (2019-06-01 20 17 00) シュラ(とデスマスク)は言うまでもなくにクリシュナやアルゴルと地味に実力者と戦わされるポジション -- 名無しさん (2019-06-02 15 23 58) ムウ亡き後に貴鬼の手助けしてそう、初めて出会ってからの縁も深いし -- 名無しさん (2019-06-02 16 08 21) 下手しなくても星矢より主人公ムーブしてるタイミングが多い。それにしてもΩ二期の「天秤座の黄金聖闘士・紫龍」感は凄い。さすが成田さん -- 名無しさん (2019-06-03 09 11 02) 1986の当時は主役差し置いて人気ナンバー1だった。 -- 名無しさん (2019-06-04 09 58 57) ラダマンティスの手下3人倒した時は春麗のことを想いながら、廬山百龍覇(老師の技)…紫龍は本当に師や想い人との強い結びつき故の強さだよなあ。 -- 名無しさん (2019-06-07 23 40 04) そういえば、Ωで紫龍が脱いだことってあったっけ? -- 名無しさん (2019-11-11 18 27 12) ↑一輝と合流して奪われたてんびん座の聖衣石を渡されるまではカンフー服状態だった -- 名無しさん (2019-12-16 17 24 27) LoSではかなりの天然さんに… -- 名無しさん (2020-02-07 21 20 20) 見よう見まねと言っても、童虎が廬山百龍覇を使ったとき紫龍は目が見えなかったのだが。まあきっと小宇宙で見たのだろう。 -- 名無しさん (2023-10-25 09 42 15) 聖闘士は聖衣脱いだら弱くなるはずなのになんで紫龍と童虎は脱ぐと強くなるんだろ・・・ -- 名無しさん (2023-10-25 12 57 23) 廬山昇竜覇、かめはめ波みたいに出してる時があるしもう小宇宙の氣功波みたいな扱いだったよね… -- 名無しさん (2023-10-26 01 56 14) ↑×2 師弟そろって聖衣脱いだら強くなるの反則 -- 名無しさん (2023-11-14 19 15 39) ↑ゲームに例えるなら防御力が下がる代わりに攻撃力が高くなるスキルを強制的に発動させている状態だからな。 -- 名無しさん (2024-06-12 11 37 54) 黄金勇者から黄金聖闘士に。 -- 名無しさん (2024-06-22 15 10 38) 青銅5人組の中では明確に子供がいる。 -- 名無しさん (2024-06-26 19 46 55) 名前 コメント
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登録日:2012/09/16 Sun 11 04 07 更新日:2024/04/29 Mon 19 06 08NEW! 所要時間:約 2 分で読めます ▽タグ一覧 Ω アテナ ←偽←後に真のアテナに アリア ヒロイン 不幸の塊 光 聖闘士星矢 聖闘士星矢Ω 能登麻美子 薄幸 鈴蘭 黄金の精神 私は…光になりたい。闇を照らす光に…! アリアとは、聖闘士星矢Ωの登場人物。 第一部におけるもう一人のヒロイン。 CV 能登麻美子 強大な光の小宇宙を持つ謎の少女。 マルスによって偽のアテナとして祭り上げられ、その力を利用されていたところを光牙たちによって救い出された。 当初は自分の名前すら思い出せないほど自我を失っていたが、光牙らと共に旅をする中で次第に豊かな感情と笑顔を取り戻していく。 物心ついたときから城に幽閉されており、犬やパンも知らなかった。 だがマルスの野望についてはある程度知っており、地球の小宇宙をバベルの塔へ送り込む5つ遺跡に光牙たちを案内することになる。 また、自らの小宇宙と遺跡のコアの属性を持つ聖闘士と力を合わせる事で遺跡のコアを破壊し、「コスモクリスタル」を生成する能力を持つ。 エデンとは幼い頃から知り合いであり、優しく接してくれた彼のことは憎んでいない。 また、幼い頃にエデンから十字架の形をした結晶のイヤリングをプレゼントされている。 20話で彼女を連れ戻しに来たエデンと光牙たちの戦いを見かね、自らマルスの元へ戻っていった。 ちなみに20話のアリアは超かわいい。 その後は再び幽閉されていたが、光牙の小宇宙を感じてから、まっすぐな瞳でエデンに雷の遺跡へ連れて行ってほしいと告げる。 そして、雷の遺跡では行くなと叫ぶエデンに後ろ髪を引かれながらもシャイナと共に雷のコアを破壊。 なぜかコスモクリスタルはエデンが手にしている。 実は13年前、マルス軍とアテナ軍の戦場となった街に居合わせた赤子で、同様に近くに居合わせたのがやはり赤子だった光牙だった。 実両親はその際に死んだ模様。 メディアが呼んだアプスの闇の隕石の衝撃破に必死で対抗している真っ最中だった城戸沙織が、ふと足下で泣いていた2人の赤子に気付き、とっさに自身の光の小宇宙で包んでガードしていた。 この結果、城戸沙織のアテナの光の力を植え付けられた身となり上述の能力を持つに至っている。 つまり、能力的な意味での城戸沙織の分身的存在である。 しかしその直後、彼女に植わったアテナの光を利用せんとするマルスに拉致され13年間幽閉され続けていた。 それでも依然戦おうとする光牙とエデン。 それを止めようと泣き叫びながら2人の間に駆け込んだが… 闇の遺跡の中で、アリアは己の罪と向き合う。 光の小宇宙を育む為、幼い頃から美しいものだけに囲まれて育ったこと。 世界の苦しみを止めるはずが、彼女の小宇宙が五属性を吸い上げるバベルのシステムを造り上げてしまったこと。 光の少女を模した闇は叫ぶ。 「お前の存在が、多くの者を傷つけたのだ!!」 己の罪と向き合い苦悩するアリア。 そんな彼女を救ったのは、遺跡内で己の罪に苦悩するエデンの叫びと、同じ星の下で運命の光を帯びた少年少女達との旅の日々だった。 「私の犯した罪が許されるとは思わない。 これからこの力で、どんな罪を犯してしまうかもわからない。 でも私は…私は、私を必要としてくれる人がいる限り… 私の光で、喜ぶ命がある限り… 私は、私は…光になりたい。 闇を照らす光に…!」 彼女の決意はエデンを、そして闇の子だという真実に苦しむ光牙を救い出す。 そして、マルスと対峙する中でアテナとして覚醒。 6つの小宇宙クリスタルが一つになり、黄金の杖を形成。 光牙達はアリアの小宇宙と共にマルスに立ち向かうが、マルスの槍がアリアを貫き、黄金の杖と光の小宇宙を奪われる。 アリアは残された最後の力で光牙達を闇の遺跡から脱出させる。 「ありがとう………幸せをくれて………ありがとう………ありがとう………」 そしてアリアは闇の遺跡の崩壊と共にその身を散らした……… マルスに奪われたアリアの黄金の杖は後に新たなる黄金十二宮を生み出す。 そして、地球の全小宇宙を吸い尽くして火星を新たな楽園にするための触媒にされるが、アリアの遺志を受け継いだ光牙と父に反旗を翻したエデンの手により阻止される。 しかし、マルスの妻・メディアにより杖は奪い取られ決戦の地・火星に配置される。 闇の神アプスの器にされた光牙を救うためにエデンは母と袂を分かち杖を奪回するが、アプスの小宇宙は強大で、力及ばず砕け散る。 だが、その破片に宿った少女の遺志は伝説の聖闘士を目覚めさせる。 かつてアテナと共に戦い、いくつもの神々と戦った天馬……彼の名は、星矢。 星矢とユナの決死の戦いでアプスの闇から救われた光牙は射手座の黄金聖衣を纏い、沙織を救うためにアプスと最後の決戦に挑む。 すさまじき闇の小宇宙に苦しむ光牙を救ったのは、共に旅した仲間の、同じ少女を愛した男の、そして自身に光を与えた少女の小宇宙だった。 アプスは消滅し、沙織を救い出した光牙は光の中でアリアの声を聞く。 ―ありがとう、光牙。世界を守ってくれて……― ―ありがとう…光牙……― 闇の宿命から解き放たれた少年は仲間達と共に聖闘士の道を行く。 光の少女が優しく照らすこの世界を守るために…… ちなみに、アリアの名は鈴蘭の学名「Convallaria(コンバラリア)」のaria(アリア)から由来している。 本編でも効果的に彼女と共に鈴蘭が強調されるシーンが多かった。 その花言葉は、「幸福の再来、意識しない美しさ、純潔、純粋、純愛」。 ヨーロッパではその形から、「聖母の涙」とも呼ばれているという… 追記修正お願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 存命してたら沙織さん差し置いてΩシリーズのアテナ扱いになってたんだろうか。そうなったら徹底的に旧作ファンから叩かれてただろうが・・・ -- 名無しさん (2013-11-07 23 46 47) 作中ではアテナの代わりとして利用され殺され、 -- 名無しさん (2013-12-04 12 43 47) ↑ミス 作外では旧作信者から心無いバッシングをうけるわで、本当に可哀想だった -- 名無しさん (2013-12-04 12 48 11) ↑×3 自分はアテナじゃないって分かっているからそれはないだろ -- 名無しさん (2013-12-04 22 28 38) 黒幕のメディアに人生を滅茶苦茶にされるは、マルスの娘であるソニアやマルスの秘書的存在であるミケーネからは切り捨てられ、聖闘士としての誇りを失ったイオニアからひどい目に遭わされるし、マルスに魂を売ったシラーからはその死を嘲られ、愚弄されたりと可哀想な少女でした。 -- NY (2014-02-15 22 08 07) はじめてみた時エウレカだと思った -- 名無しさん (2014-02-15 22 18 01) エデンには今でも想われてるっぽいがほぼ一方通行なのがな… -- 名無しさん (2014-02-15 22 59 04) ぶっちゃけこの娘を殺したのがΩシリーズ失敗の切っ掛けだったと思う。原作が沙織と星矢の話なんだからΩは光牙とアリアの話でよかった。この子の死によりパラス編は星矢と沙織、おまけで光牙という形になってしまって光牙がいまいち印象に残らないキャラになってた。偽物かつ中性的なビジュアルでありながら遺跡巡り編の描写だけで原作の沙織をはるかに凌駕するヒロイン振りを見せつけてくれてたから、残念でならない。全部終わった後光牙と幸せになって欲しかった。 -- 名無しさん (2014-06-30 06 40 56) このシリーズ屈指どころか一番不遇で不幸なキャラのひとり。異論は認める。 -- 名無しさん (2014-06-30 07 56 31) 中の人が水樹奈々だったら良かった…てこれだとシスプリか -- 名無しさん (2014-07-09 06 54 01) ↑3 同感です。 死ぬんじゃなく、マルスによって拉致されてから救出、パラス・サターンの軍勢にも拉致されて、最後には光牙とエデンと旅に出る、ってのも悪くなかつたと思う -- 霊地王生路 (2014-07-10 20 57 28) 三期があるなら魚座の黄金聖闘士アリアで登場してほしい -- 名無しさん (2014-07-10 21 02 58) 初登場時のシーンで「あ、今回の山羊座はダメだわ……」と思わせた。こんなか弱い子苦しめちゃダメだって爺さん -- 名無しさん (2016-06-19 17 37 40) 一期から入ったから二期は色々不満があったんだけど、アリアが縁を繋いだあの二人が旅に出るって最後は好き。 -- 名無しさん (2018-07-07 10 55 00) 原作の没設定である「心の中の女神」と、アテナ、ペガサスの姉、双子の運命とを掛け合わせたようなポジションの子だったな。 永遠の少女、女神になるという意味では避けようがない運命だったんだろうけど、一ファンとしては力を失くしてもいいから生きて幸せになってほしかったよ…。 -- 名無しさん (2019-11-05 15 46 11) 名前 コメント
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登録日:2012/07/29 Sun 11 54 32 更新日:2020/12/21 Mon 23 53 16 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 Ω より高く厚く堅くなった嘆きの壁 ドサンピン 一覧項目 市お前もか 沙織「私の顔を忘れたのですか」 白銀聖闘士 第一期→大半が裏切り者 第二期→ほぼかませ 聖闘士星矢 聖闘士星矢Ω 聖闘士星矢Ωにおける白銀聖闘士(シルバーセイント)とは、作中に登場するアテナの聖闘士のうち、中級に位置する者たち… なのだが、第一期ではシャイナやパブリーン以外は聖域を乗っ取りアリアを偽りのアテナとして崇めさせたマルスに従い、主人公である光牙たちからアリアを奪還するために襲い来る敵という立場で登場した。 目立つのは殆どロクでもない奴らばかりであり、真のアテナが城戸沙織であることも知らない者も多数いた。 大抵登場した回で光牙たちにやられていたり、第二期で再登場後はパラスの軍勢に倒されてたり、といい扱いとは言いがたい。今後の活躍に期待したいところである。 ★メンバー ●蛇遣い星座(オピュクス)のシャイナ 旧作から続投の唯一の白銀。Ωでも現役の聖闘士。多分本作の白銀聖闘士では最年長で白銀以下を仕切る。 Ω2期時点では一番のベテランのため、地位では上になった貴鬼にも叱咤できるくらい。お局様と言ってはいけない。 光牙の師匠にしてアテナの直衛。 ここでも仮面が(ry 年齢的には完全に熟女(最低でも30過ぎ確定、下手すると40過ぎ)のはずだが、異様に若々しく相変わらずの美しさであり体力も衰えていない。但しメイクは少し濃いめになっている。 今でも星矢を愛しているらしく、光牙に星矢の悪口を言われた際には全力でサンダークロウをブチかましていた。 1話でアテナを狙って襲来したマルスと闘って負傷し療養中だったが、雷属性持ちだったため、雷の遺跡攻略に際して光牙に呼び出される。 第二期では復興した聖域で聖闘士を指導、新しく加わった鋼鉄聖闘士の昴に「闇の小宇宙に似た攻撃的な小宇宙を感じる」と警戒する。 パラスベルダの決戦にも参加、邪武を除く青銅二軍とオリジナル鋼鉄聖闘士らと共にパラスの軍勢を迎え撃つ。 ●孔雀座(ピーコック)のパブリーン ユナの師である女聖闘士。 詳細は個別項目参照。 ●南十字座(サザンクロス)の一摩(カズマ) 蒼摩の父で師匠。物語開始時点で既に故人。髪の色や癖、火属性など息子に引き継がれた点も多い。 本編開始の数年前の時点ではシャイナが沙織の長期静養と光牙の指導について行って一線を引いていたせいもあってか、 白銀以下の聖闘士達のまとめ役となっていた。 メキシコのとある街の出身で故郷愛が強い人物で、そちらに帰っている時間も長かったようである。豪放磊落な人柄で近隣住民にも慕われていた。 ソニアによって蒼摩の目の前で殺害され、聖衣石を奪い去られた。 本来は十分勝てる相手で、片手で吹っ飛ばしていたりしたのだがソニアが当時子供だったため情をかけて隙ができたところをやられたのが実際のところである。 ――――嘆きの壁―――― ●烏座(クロウ)のヨハン マルスに従う聖闘士。 と言っても悪意からではなく「地上の平和を守るためには強力な力が必要」という考えによるもの。 そういう意味ではアフロディーテに近い。 「聖闘士でなくとも志が同じならば心は聖闘士なのだ!」という新たな聖闘士迷言を生み出した。言葉だけ聞けば良い事言ってるように聞こえるのだが…。 先代のジャミアンと違って確かな実力を持ち、ミゲルと共に光牙たち追撃の任に就く。 ミスティに似た空気のバリアで敵の攻撃を防ぐ技を使うが、同じ風属性のユナに技の死角を見抜かれ、光牙との連携攻撃で倒された。 生きていたようで二期ではモブとして戦いに参加。 ●猟犬座(ハウンド)のミゲル マルスに従う聖闘士。 ワイルドな見かけ通り粗暴な性格だが「聖衣に指紋がついた」などと怒る神経質な面もある。 犬らしく小宇宙の匂いを嗅ぎ分けて目標を追跡することが可能。 さらに地上で岩盤を浮かせてサーフボードのように乗りこなすリアル陸サーファー。 ヨハンがやられた後も単独で光牙らを追撃するが、そこで瞬に遭遇しビビって退却。 後に瞬が本来の力を発揮できない事に気付き襲撃を掛けるも、瞬・龍峰・光牙の連続攻撃の前に敗れ去った。 生きていたようで二期ではモブとして戦いに参加。改心はしたのかもしれない。 ●蠅座(ムスカ)のフライ ソニアから風の遺跡の守護を任されたキモデブ聖闘士。 アテナは何も見返りをくれないという理由でマルスに寝返った真性のクズ。 さらに実力ではなく、敵対した青銅聖闘士の聖衣を奪ってマルスに献上することで白銀聖衣を得ており、それを続けていつか黄金聖闘士にしてもらおうと目論んでいる真性のバカ。 そしてユナの聖衣を脱がそうとしたり、光牙の聖衣をペロペロしたりする真性の変態。 まさしく蝿のごときあまりのゲロカスっぷりに怒った光牙にペガサス流星拳で粉砕された。 ●矢座(サジッタ)のシャム ●レチクル座のバラーゾ ●御者座(アウリガ)のアルマーズ マルスに従う聖闘士たち。 ソニアの命でパブリーン監視の任に就き、予想通り和解したパブリーン師弟に攻撃を仕掛けたが、ユナを取り逃がした上、恐らくパブリーンとの戦いで全滅したものと思われる。 ●水蛇座(ヒドラス)の市 原作でもΩでも青銅聖闘士一のネタキャラだった市さんが、“俺も星矢たちみたいにカッコよく輝きたい”その一心で力の誘惑に負け、マルスに寝返って白銀聖闘士へと昇格した姿。 光牙達と合流後、土の遺跡(偽)で裏切り、白銀聖衣と戦闘経験の差によって光牙らをあと一歩の所まで追い詰めるが、結局光牙に説教された挙げ句ブッ飛ばされて敗北。 旧作からのキャラである市にこんな役回り与えたことから一部のファンの不満が爆発、2chなどでは山羊座ショック、獅子座ショックを超える炎上沙汰となった。 まあ、第二期で復帰できたからよし(?)とするが…但し昇格の方法がアレだったせいか元の青銅に降格になっている。 ●彫刻具座(カエルム)のミケランジェロ ソニアから土の遺跡の守護を任されたヒゲ聖闘士。 作品と称して岩石からゴーレムを作り出す技を使い、自分の作品が躍動する様に喜びを見い出している。あいつは聖闘士っていうより錬金術師か? 取り入って来た市と連携して、偽の土の遺跡で光牙たちを罠にはめるが、別行動だった栄斗に真の土の遺跡に侵入を許してしまい、そのまま任務を放棄してお帰りになられた(笑) 白銀の中では、ほぼ唯一特に大きな戦闘もせず撤退した聖闘士でもある。 栄斗「その白銀聖衣は飾りか…!?」 ちなみにパーツが「聖闘士星矢大全」のものに近い。 ●地獄の番犬座(ケルベロス)のドーレ マルスに従う聖闘士。 実体化分身能力持ち、これの応用で腕を増やすこともできる。天さん?知らんな…。 現在唯一の聖衣修復士である貴鬼の居所を掴むべく、貴鬼の弟子・羅喜をマークしていたところ、光牙達とアリアを発見し、輝星砂(スターダストサンド)採掘場で一石四鳥を得るべく襲撃をかける。 光牙らを圧倒的なパワーで蹴散らすも、聖闘士として精神的に上回った光牙にペガサス流星拳で倒された。 生きていたようで二期ではモブとして戦いに参加。 ●ペルセルス座のミルファク マルスに従う聖闘士。 先代のアルゴル同様、メドゥーサの盾による石化能力持ち。 先代を倒した紫龍より龍座の聖衣を受け継いだ龍峰を倒すことを宿願にしていた。 水の遺跡に向かう龍峰の前に立ちはだかり、助けに入った光牙・ユナ・栄斗を石化させるが、父と仲間を想う龍峰の廬山昇龍覇で盾ごと撃破される。 結果的にペルセウス座の聖闘士は二代続けて龍座の聖闘士に倒されることになった。 生きていたようで二期ではモブとして戦いに参加。 ●時計座の時貞(トキサダ) 本編の数年前に、栄斗の忍者時代の兄弟子にして、先代の狼座の聖闘士だった芳臣(ヨシトミ)を殺害している。 時間に関する能力、もしくは技を持っており、後に水瓶座の黄金聖闘士に昇格。 しかし玄武に負け、時の狭間でセブンセンシズに目覚めた栄斗に敗北する。しかし…。 詳しくは別項目にて。 ●盾座(スクトゥム)のエネアド マルスの居城の守衛に就いていた聖闘士。 アルデバランをも上回る巨大な体躯の持ち主で、さらに白銀聖衣中最強の硬度の盾を全身に装備し、それらを合体させてビッグシールドガードナー状態になる技で鉄壁の防御力を誇る。 アリアを奪還しに来た光牙やユナを苦戦させるが、遅れて来た蒼摩の新技ライオネットボンバーを受け、その炎で全身を焼かれてあっさり敗北。 第二期ではアテナの聖闘士となるが、三級刻闘士のテーベから時間を止められた少女を庇い、デーモンズ・ハンマーを食らってリタイア。漢。 ●牛飼い座のバイエル ソニアの命を受け、バルチウスとメンカルと共に雷の遺跡の守衛についていた。 聖衣から放つ炎の鞭で他者を従わせるのを悦ぶドS眼鏡。公式の人気投票でわずか2票の最下位という怪挙を成し遂げた。 龍峰が彼の相手をするが、その決着は描かれずじまい。生きていたようで二期ではモブとして戦いに参加。 ●キリン座のバルチウス バイエル、メンカル同様雷の遺跡の守衛に勤めた女聖闘士。 土の小宇宙で植物を操り襲い掛かるが、忍者聖闘士の栄斗の相手ではなかった模様。素顔は出なかった。 第二期ではモブでだが小町とアルネと共にパライストラの門番を勤めたり、パラスベルダで四級刻闘士の相手を行っていたようだ。 ●鯨座(ホエール)のメンカル バイエル、バルチウス同様雷の遺跡を(ry エネアドに負けないほどの巨漢で、水の小宇宙で相手を押しつぶすパワーファイター。 蒼摩とユナが迎え撃つが、バイエル、バルチウス同様決着は描かれずじまい。 第二期ではなんと階級不明の刻闘士のミラーに聖衣を破壊されリタイア、聖衣石を奪われてしまった…まあ、一輝が取り返したけどね。 追記・修正は城戸沙織が真のアテナであることを知ってからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] サルベージついでに二期の情報を追加しました。足りないところがあったらヨロ ノシ -- 名無しさん (2013-12-13 18 31 11) ろくでなし扱いしてるけどアリアがアテナとして教えられてるんだから本人らは職務に忠実だと思うんだが。 -- 名無しさん (2013-12-13 18 34 50) しかしこう見るとVS冥王軍に絞ったロスキャンは構図から不満が出にくいんだなと思う -- 名無しさん (2013-12-13 18 49 14) ↑×2 まあ職務に忠実なことと善か悪かはまた別の問題だが。 少なくとも蝿の奴は弁解の余地も無いだろう -- 名無しさん (2013-12-15 18 41 38) シュイナやパブリーン、一摩以外にもアテナ派(光牙達の味方)の白銀聖闘士が出てほしかった。例えば、琴座とか、杯座とか、三角座とか、船尾座とか、帆座とか。 -- NY (2014-01-23 00 57 43) ↑すみません。訂正します。シャイナでした。 -- NY (2014-01-23 01 50 49) 生存率は高いよなΩは。戦力的にはいいことだ -- 名無しさん (2014-01-23 09 11 23) パブリーン、一摩の聖衣を継いだ聖闘士が出てきていれば白銀も活躍できてたかもしれないが、もう今となっては…… -- 名無しさん (2014-02-03 19 35 26) 一応、未熟な青銅と切り札な黄金の間に居る最前線を担う精鋭集団の筈なんだよな…もうちょっと白銀を活躍させてほしい所だが -- 名無しさん (2014-02-03 19 56 16) 裏切ったのは時貞とフライ、市ぐらいじゃないですか? -- NY (2014-02-15 22 15 51) ↑4なまじ生存率が高いせいで光牙たちの実力に疑問符がついてしまうんだよな…下手すりゃこいつらと戦ってた頃の光牙たち、原作の暗黒聖闘士に勝てないレベルだったんじゃ -- 名無しさん (2014-02-16 20 37 34) ↑2「沙織」アテナをだよ? -- 名無しさん (2015-04-01 14 16 16) 名前 コメント
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登録日:2012/11/14(水) 12 57 38 更新日:2022/05/09 Mon 20 52 21NEW! 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 β星 アスガルド編 ハーゲン メラク 島田敏 神闘士 聖闘士星矢 「ヒルダ様のために死んで下さい…フレア様!!」 聖闘士星矢のアニメオリジナルエピソード「アスガルド編」に登場したキャラクター。 CV 島田敏 北欧アスガルドの神・オーディーンの地上代行者であるポラリスのヒルダに仕える神闘士(ゴッドウォーリアー)の1人。 幼い頃からジークフリートと共にヒルダとその妹であるフレアの近衛兵として仕えており、彼女達からの信望も厚い真面目で実直な男。 特にフレアとは、傍から見たら恋仲と言っても差し支えない信頼関係を築いていた...のだが フェクダのトールを倒した後、星矢達と別れてワルハラ宮を目指していた氷河の前に姿を現す。 シベリアで鍛えた氷河の凍気にも匹敵する氷結拳で一進一退の攻防を繰り広げたが、突如転身してその場から離脱する。 後を追う氷河はハーゲンが入り込んだ洞窟へと足を踏み入れるが、そこは活火山に繋がる溶岩洞窟で、氷に閉ざされたアスガルドに唯一存在する灼熱地帯であった。 ハーゲンはいつか自分が伝説の神闘士となった暁には命を懸けてフレアとヒルダを守り通す事を誓ってこの厳しい灼熱地獄の中で修行を積んでおり、そのため彼にとってこの場所は庭同然であった。 今度は一転して灼熱拳と地の利を生かした戦法で氷河を追い詰め、まさにとどめを刺そうという瞬間、そこにフレアが駆け付けた。 ヒルダが変貌した事をフレアに涙ながらに告白され、氷河にも「今はヒルダと闘う事が、彼女とフレアを救う事になる」と説得されるが、ハーゲンはこれを「氷河がフレアをたぶらかした出まかせ」と受け取ってしまい、そうまで氷河を守るならばと、フレアをも巻き込んで氷河に向けて必殺の拳を放つ。 フレアは、ヒルダのみを重視し、またハーゲンへの信頼の余りに彼の恋愛感情を蔑ろにするかの如く氷河を気遣い、ハーゲンの嫉妬心を逆撫でし、氷河の敵と言う立場へと意固地に追い込んでしまった面もある。 しかし氷河渾身の「オーロラエクスキューション」には全力の灼熱拳も敵わず敗北。フレアに看取られる中で絶命し、遺体は氷河によって手厚く葬られた。 【人物】 纏う神闘衣はβ星・メラク。 オーディーンが愛馬としていた八脚馬・スレイプニルをモチーフとしており、溶岩洞窟の中に安置されていたため、炎や熱に対する高い耐性を持つ。 氷結拳と灼熱拳という相反する性質の拳を操り、特に灼熱拳は熱に弱いキグナスの聖衣を纏ったシベリア育ちの氷河を大いに苦しめた。 フレアの言葉を、彼女がヒルダの実妹である事は元より、自分が幼い頃より想いを寄せていたからこそ信じる事が出来ず、結末はあまりに悲しいものとなってしまった。 もしもこのすれ違いが無ければ、或いは味方として共に歩む事が出来たのかもしれない… 【必殺技】 ・ユニバースフリージング 氷結拳。一度は氷河の全身を氷漬けにしたほどの強力な冷気を放つ。 溶岩洞窟に場を移してからは使われなかった。 ・グレートアーデントプレッシャー メラク・ハーゲン必殺の灼熱拳。全てを焼き尽くす炎を発する。 技の構えは「オーロラエクスキューション」と同じく、両手を体の前で組んだ形となる。 原作のポセイドン編に追いつかないよう、元から長編として構想されたアスガルド編は、これまでのアニメオリジナルの聖闘士の失敗も踏まえて、キャラクターや神闘衣のデザインも、玩具展開も視野に入れられていたためかそれらとは比較にならないほどよく練り込まれている。 特にハーゲンが纏うベータローブのオブジェ形態はべらぼうにカッコいいと評判。聖闘士聖衣神話シリーズで立体化されているので要チェック。 追記・修正は冷気と灼熱の間でお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 最期は嫉妬で自滅したとしか思えない・・・。 -- 名無しさん (2014-03-15 21 36 17) キャラデザ、元々は映画版のミッドガルド(氷河が洗脳されて仮面つけられた奴)の本来の素顔だったらしいな。 -- 名無しさん (2014-04-05 07 44 29) 単なる「良い奴」なんだが、真面目すぎるのが災いした。 -- 名無しさん (2014-04-05 09 18 38) とりあえず、フレアは真っ先にハーゲン頼ってれば信じて貰えたかもしれんのだが…… -- 名無しさん (2017-01-05 11 49 44) ハーゲンからしたら、自分に相談してくれなかったことを、フレアを連れ去った男と一緒に戻ってきて伝えられてるわけだし、信じられるもんじゃないわな……。あの時点で二人して火に油注ぎまくってる状態 -- 名無しさん (2017-01-06 02 29 23) 何気にとどめを刺す寸前まで氷河を追い込んでいるんだよな。貴鬼のテレポートより早く到着した(!)フレアの制止がなければ氷河は溶岩に叩き込まれていただろう。 -- 名無しさん (2018-05-27 05 25 59) 氷河を自らのホームグランドに誘い込んで窮地に追い込むあたり、知勇ともに高レベル。近衛兵の肩書きは伊達じゃなかった -- 名無しさん (2020-05-23 14 28 52) 氷河に嫉妬していた割には、軍門に下れば命だけは助けてやる宣言したり情け深いところもあったな -- 名無しさん (2020-08-14 13 33 35) ↑情け深いというより、『フレア様をゲットしやがった憎らしい奴を手下にしてやったぞ、さぁひざまづけ、GAHAHA!」という感じだったのではないかと。あとそれと、ジークフリートは黄金魂でスポットライトが当たったとはいえ、こいつ以下、他の神闘士はスポットライト当たらなかったんだよなぁ……。 -- 名無しさん (2020-08-14 13 39 28) 名前 コメント
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登録日:2012/07/30 Mon 09 53 44 更新日:2024/05/25 Sat 19 57 45NEW! 所要時間:約 6 分で読めます ▽タグ一覧 アイオリア アイオロス スピンオフ主人公 スピンオフ主役 チート ティターン神族 レオ 下野紘 主人公 井上剛 前作主人公 幻朧魔皇拳 弟 梅原裕一郎 洗脳 獅子宮 獅子座 田中秀幸 神殺し 聖闘士星矢 聖闘士星矢 エピソードG 選ばれし勇者 雷属性 黄金の獅子 黄金の精神 黄金聖闘士 黄金魂 「受けよっ!!獅子の牙!!」 『聖闘士星矢』に登場するキャラクター。 年齢 20歳 身長 185cm 体重 85kg 誕生日 8月16日 血液型 O型 出身地 ギリシア 修行地 聖域 CV 田中秀幸/下野紘(エピソードG)/井上剛(LoS)/梅原裕一郎(セインティア翔) 聖域の十二宮のひとつ「獅子宮」を守護する、獅子座(レオ)の黄金聖闘士。 実は第1話から登場しており、日本人であるというだけで蔑まれていたペガサス星矢の実力を早くから見出だし、教皇から彼が聖闘士に志願する資格がある事を認める発言を引き出した。 しかしこの頃はゲストキャラ扱いで、その素性は明らかにされていなかった。(ちなみにサガも教皇として1話から登場している) 本格的に設定が登場し物語に絡むのは暫く後の白銀聖闘士編からである。 同じく黄金聖闘士であり、聖域の反逆者として抹殺された射手座のアイオロスは実兄であり、彼自身も「逆賊の弟」として一部の心無い者からは白い目で見られていた。 しかし、そうした辛酸を舐めながらも腐ることなくアテナへの忠誠を示し続けた大変な努力の人であり、その結果、生前の兄に勝るとも劣らない優秀な聖闘士に成長した。 だが、その強い忠誠心を教皇(に扮した双子座のサガ)に利用され、聖域への忠誠を示すために「聖闘士同士の私闘を禁ずる」という禁を犯した星矢の抹殺を命じられ、彼と敵対してしまう。 そして日本へと渡り、遂に星矢と直接対決する事となる。 アイオリアとしては、聖矢と仲が良い自分なら説得のチャンスも有ると考えてこの任務に志願しており、「教皇に私闘に関する謝罪を行うと同時に、射手座の黄金聖衣の情報をに知る限り証言すれば命は保障する」と言う条件で投降勧告を行うが、聖矢に拒絶され遂に交戦を決意する。 その闘いの中で星矢を庇った蛇遣い座のシャイナに重傷を負わせてしまうが(*1)、射手座の聖衣に宿るアイオロスの遺志を感じ取り城戸沙織こそが真のアテナである事を知ると彼女に忠誠を誓い聖域に帰還。 教皇に反旗を翻し、これを討つために教皇の間へと赴くが…… そして舞台は十二宮編へ。 途中、キグナス氷河が行方不明となってしまったものの、金牛宮、双児宮、巨蟹宮を順調に突破し、第4の宮でアイオリアの守護する獅子宮に到達した星矢達。 「アイオリアの守護する宮ならすぐに通り抜けられるだろう」と、星矢達は獅子宮内部へと進入する。 だが、そこで待っていたのは 「この獅子宮を通ろうとするものは…殺す」 他でもないアイオリア自身であった。 彼は教皇に挑んだものの、教皇を警護していたシャカの妨害にあい、そのスキをつかれ伝説の魔拳と呼ばれる「幻朧魔皇拳」に罹り、教皇の意のままに操られる悪鬼と化していた。 対峙した星矢は何度もアイオリアに呼びかけるものの彼の耳には届かず、黄金聖闘士の操る光速拳の前に絶体絶命の危機に陥る。 そこへ突如、かつて星矢と天馬座の聖衣をかけて戦ったカシオスが割って入った。 カシオス曰く「幻朧魔皇拳を解くためには、拳に罹った者の前で人が1人死ななければならない」という… アイオリアの光速拳を浴びながら、なんとカシオスは自らの手で体を貫き、自害してしまう。 それでもなお正気に戻らないアイオリアに、星矢が渾身の「ペガサス流星拳」を放ち、遂に幻朧魔皇拳の呪縛から彼を解き放つ事に成功する。 急いでカシオスに駆け寄る星矢とアイオリアだったが時既に遅く、カシオスは「お前が死ぬとシャイナさんが悲しむんでな…」と語ると、静かに息を引き取った… アイオリアは「お前の命は決して無駄にはしない」とカシオスの冥福を祈りつつ、次に控える第5の宮「処女宮」を守護する乙女座(バルゴ)のシャカの目を決して開かせてはならないと忠告し、星矢達を送り出した。 ポセイドン編ではアテナを誘拐しようとした雑魚海闘士の前に立ちはだかり、これを瞬殺。 ポセイドン編における数少ない黄金聖闘士の活躍である。 アルデバラン「…」 続く冥王編では十二宮での戦いで冥闘士数人をライトニングプラズマの一閃でなぎ倒し、敵からも「黄金の獅子」と恐れられる。そのまんまやな。 ワームのバインドによって一時身動きを封じられ残りの数人の進行を許すが、ミミズごときに獅子が敗れる道理もなく、バインドを力ずくで引きちぎるとそのままライトニングプラズマでワームを粉砕した。 ちなみに先に行った雑魚冥闘士はシャカに粉砕されました。 その後、紫龍と合流した彼は処女宮にてサガ・シュラ・カミュと一人で戦うシャカに助成しようとするが分厚い扉とムウに阻まれ、シャカが3人のアテナ・エクスクラメーションで死ぬのを待つしかできなかった。 怒り心頭の彼は扉から出てきた三人がシャカの形見の数珠を渡すや否や三人をフルボッコ。 トドメを刺そうとするが再びムウに阻まれ、「シャカの死には何か理由があったのでは」と説教される。 しかし仲間が目の前で殺されながら何の行動もしないムウを「もはや男として認めん」と振り払うと三人にトドメを……と思いきやサガ達はまだ踏ん張り、再びアテナ・エクスクラメーションを使用して一同を皆殺しにしようとする。 これにムウとミロと組み、アテナ・エクスクラメーションで対抗。紫龍の援護で勝利。 だがアテナの指示でトドメは刺せず、そしてアテナは死んでしまった。 その後はハーデス城に乗り込むが、結界で弱体化させらてしまいラダマンティスに生きたまま冥界に落とされ、ミロやムウと共にコキュートスで冷凍刑に。 だがアテナの小宇宙を受け復活すると嘆きの壁に駆けつけ、同じく復活し駆けつけたアイオロスやサガたちと共にその命を地上の愛と正義の為に捧げ、壁の破壊と引き換えに落命した。 【人物】 少々癖のある短めの金髪(*2)が特徴の青年。 修業時代の星矢の数少ない理解者であり、牡羊座のムウや老師(天秤座の童虎)と並んで、味方の少なかった初期から青銅聖闘士のレギュラー陣を支えたキャラクターの1人。 そんなアイオリアを星矢も良き先輩として慕い、全幅の信頼と尊敬を寄せている(*3)。 アイオリアは身内の不祥事、星矢は人種と、原因は異なれど、本人に非のない理由で白眼視されていたことにシンパシーを感じていたのかもしれない。 一方、聖闘士として以前に一人の男として自身の信念に従う、良くも悪くも直情型な性格であるため、人によっては「脳筋なのではないか」と思う場面も… 実力は敵である冥闘士からも一目置かれ「黄金の獅子」という異名をとるほどだが、未だ冷静さが足りない部分も目立つため「怒れる獅子」「若き獅子」などと評されたりしている。 先述のように、聖矢の盾になったシャイナを半殺しにしてしまった際には、自分の非を認めてシャイナの救護を優先しており、潔さや人命尊重の思想もしっかりと持っている。 また、その主人公性の強いキャラクターや設定から派生作での主人公に抜擢されたりもしている、ある意味原作黄金聖闘士の出世頭である。 【技】 黄金聖闘士は皆、第七感に目覚め、光速拳を操れるという設定があるが、その中でもアイオリアは特にこの光速拳を突き詰めた圧倒的な拳撃によって闘い、他の黄金聖闘士のような特殊技や搦め手を使うことはほぼない。やっぱり脳筋じゃないか… これは黄金聖闘士の基本であり王道の闘法とされ、主人公・星矢のファイトスタイルにも近い。 なお、戦闘に使うことはなかったが、サイコキネシスも習得しており、人間二人を引き寄せる程度の事は難なくやってのける(*4)。 ライトニングボルト 獅子の牙 渾身のストレートパンチを放つ光速拳。 原理はエネルギーを一点に集中して放つ星矢の「ペガサス彗星拳」とは全く逆。 初めて黄金聖闘士と相対する星矢に黄金聖闘士の強大さを見せつけた 「受けろ!獅子の牙を!ライトニングボルト!!」 ライトニングプラズマ 獅子の咆哮 上述のライトニングボルトとは逆に、1秒間に1億発の光速拳を周囲に拡散させて放つ。 あまりにも早過ぎる拳の軌跡が何本もの光線となって駆け巡り、間合いに入った敵に襲い掛かる必殺の光速拳。 技の形は拳を突き出すだけの単純なものだが、エフェクトのカッコよさは聖闘士星矢の技の中でも1、2を争う。 「聞け!獅子の咆哮を!ライトニングプラズマ!!」 傷の治療 アニメ版で使用した技で手をかざして傷の治療や体力の供与を行う。自分のミスで瀕死の重傷を負わせたシャイナの応急手当に使った。 【聖衣】 獅子座の黄金聖衣 黄金聖闘士の証たる最高位の聖衣の一つ。 全身を覆う丸みを帯びた金色の装甲が特徴。ヘッドパーツは獅子の鬣を模したようなデザインとなっており、オブジェ形態でも雄々しいライオンの姿となる。 シンプルながらも力強いそのシルエットにアイオリアの光速拳が加わると非常にかっこいい。 エリシオン編ではポセイドンによって一輝の下に届けられるがタナトスの攻撃で粉砕されている。 燃え上がれ!オレの!小宇宙!! 獅子座の神聖衣 『黄金魂』で神聖衣となった獅子座の黄金聖衣。 全体の装甲と装飾的なデザイン増加し、ヘッドパーツの鬣も大きくなっている。 そして背面には鬣や炎を思わせる翼のようなパーツが追加されており、その猛々しい様相を際立たせている。 オブジェ形態も炎の翼を纏ったライオンのような姿となる。 【派生作品でのアイオリア】 『天界編』 嘆きの壁破壊の衝撃で魂のみの存在となっており、神に逆らった罪人として他の黄金聖闘士と共に石像の中に封印されている。 安らぎは永遠に与えられないらしい… でもいつかきっと星矢達が解放してくれるはず。 『EPISODE.G&アサシン』 黄金聖闘士が中心となった今作では念願叶って主人公に抜擢された。 原作のそれなりに落ち着いた性格とは異なり、15歳ならではの血気盛んな少年(THE 車田主人公って感じである)だが、根底にあるものは変わらない。 逆賊として兄を討った聖域と黄金聖闘士を憎み、兄を殺し兄を守れなかった黄金聖闘士の力を嫌悪しているが、 彼に従う従者のガランと弟妹分のリトスを通じて、大切な人を守る尊さとそれを行える強さを知り成長していく。 今でも兄の事は敬愛しているが、聖域への不信感と黄金聖闘士としての立場上の軋轢から兄と似てきた姿を誤魔化す為に髪を染めている。 同作では彼の雷の力がキーとなっている。 ライトニングファングやフォトンバーストなどといった新技も登場し黄金聖闘士の切り込み隊長として、ティターン神族に戦いを挑む。 ちなみに幻朧魔皇拳の話も未来の出来事として再現されている。星矢の数少ない出番。 アサシンではハーデス編よりも幾年か後の話。 原作の『嘆きの壁』破壊により死んだはずだが現代に若返って転生し、やや幼いイメージ。 光速でラーメン2つ買ってきたり(お代として1万円置いてきたらしい…)シュラとSNSで連絡取りあってたり意外と現代を満喫中の模様。 日本で出会った少女・火野吉乃とシュラがLINEを行ってる事を知って自分ともしろと言うなど割とお子様。 『EPISODE.G』でもそうだが日本語は割と苦手。 また前作でクロノスに狙われる要因となった雷光使いという因子から、アイオロスが倒したはずのゼウスから現世での体として狙われている。 使う必殺技は雷光電撃(ライトニングボルト)、雷光放電(ライトニングプラズマ)、雷光電牙(ライトニングファング)、光子破裂(フォトンバースト) 余談だが、原作やTVアニメでも『コードギアス 反逆のルルーシュ』の枢木スザクに似ているとか言われてたが、本作では作画が少女漫画風なのでもっと似ている 『Legend of Sanctuary』 「俺の目的はアテナを名乗る城戸沙織を……粛清すること」 23歳。顎髭と胸毛を蓄え口にはピアスと、原作や他作品に比べかなりワイルドな風貌にアレンジされている。 しかし原作と変わらず真っ直ぐな性格と強烈な光速拳の持ち主であり、その雷鳴の如き拳を繰り出す戦闘シーンはかなりかっこいい。 ちなみに原作と違い星矢との面識は無かった他、アイオロスとも20歳近く歳が離れている。 『黄金魂-soul of gold-』 エピソードGに続き主人公に抜擢される。 嘆きの壁破壊で死亡した直後、何故か他の黄金聖闘士たちと共に北欧の地・アスガルドに甦ったアイオリア。 アスガルドの少女・リフィアを助けるため、そして自分たちの甦った理由を探る為、立ち塞がる神闘士達と戦うことになる。 原作に比べ性格は少々丸くなり落ち着いた印象になっているが、心の奥底にあった兄を討ったシュラへの確執が描かれるなどしている。 また、今作ではアイオロスの形見のペンダントを持っているという設定が付加されている。 【その他】 獅子座という雄々しいイメージに違わず、他作品ならば正統派主人公として取り上げられてもおかしくないカッコよさから、今日まで安定した人気を獲得しているアイオリア。 しかし聖闘士星矢Ω第一部にて、獅子座のミケーネがアテナの敵たる軍神マルスに仕え、後に黒幕的存在たる魔女メディアの弟・魚座のアモールに始末された事へのショックに、彼は草場の陰で山羊座のシュラと共に血涙を流しているに違いない。 このミケーネは寡黙で心ある武人なだけに、その退場は実に惜しい。第二部じゃ後継者も出てないし……。 また年が近い(と言いつつ実はアイオリアが4つも上。設定に無理がある)であるイーグル魔鈴とは仲が良い。 アニメ版のムックによれば魔鈴に気があるらしい。 『G』でも魔鈴がタイタンに苦戦していた際には大激怒しており、思いの深さが伝わろうものである。 「この項目を追記・修正するものは…殺す」 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 獅子座ショック?別に悪くもなかっただろ。 -- 名無しさん (2013-11-06 08 55 05) それよりGのブラコン&女の子の裸目撃&ミロと喧嘩友達のほうが・・・ 裸目撃のことは、他の黄金たちからネタにされなかったんだろうか? -- 名無しさん (2013-11-06 12 41 57) Gでは原作での聖闘士の中で1、2を争う強さ設定が納得だった。原作だとやはり星矢達メインだから、黄金勢が人気とか色々言われながらも一歩引いてるスタンスだし -- 名無し (2013-11-06 19 27 33) Ωの獅子座、なんかおっさん→次第にいい人に→魚座に瞬殺 -- 名無しさん (2013-11-06 20 07 06) アイオリアのキャラが強すぎたための悲劇やね。Ω。 -- 名無しさん (2013-11-06 21 10 21) 若き聖闘士を見守り支えるようなポジだったのは変わらないかな。アイオリアは兄のような、ミケーネは父のような感じで -- 名無しさん (2013-11-06 21 28 08) ポセイドン編のアルデバランがいじられてるが、相手が拳法系主体なキャラでは相性最悪なソレントではアイオリアやシュラでも結果は同じだった気がする。 -- 名無し (2013-11-06 21 31 17) 脳筋タイプと万能タイプの格差が出ちゃうよね、搦め手相手だと。サガシャカムウ強すぎになっちゃう。 -- 名無しさん (2013-11-06 21 36 09) けど最初っから特殊な防御してなきゃ誰でもニオベ・ソレントは脅威だよ。ムウだって結界内じゃラダマンティスにフルボッコだし。 -- 名無しさん (2013-11-06 21 47 45) ↑つうか、老師やシオンはハーデスに備えてたんならハーデスの結界とかはアテナ軍の義務教育レベルで教えといてやれって感じだった。 -- 名無し (2013-11-14 20 31 44) ↑2ミーメやオルフェが相手でも不利だよ。この2人も竪琴の音で幻惑する技や食らったら小宇宙(コスモ)を高めて聖衣をパージするか誰かに妨害されない限り回避不能な一撃必殺の技あるし -- 名無しさん (2014-03-27 16 35 40) アイオリアが一番カッコいいのはハーデス編で -- 名無しさん (2014-06-21 07 48 05) ↑ミス。ハーデス編でムウに言った「思慮深いのは結構だ・・・だが仲間が死んで何の行動も起こせない奴はもはや男として認めん!」ってセリフだと思う -- 名無しさん (2014-06-21 07 49 32) ええい面倒! アイオリアは -- 名無しさん (2014-07-12 01 57 53) ↑考えるのを 放棄した! -- 名無しさん (2014-07-12 01 58 19) 既に初期から登場していたため、戦法的にも精神的にも主人公の上位互換というキャラクターに収まったのは幸か不幸か?アニメだとシャイナの本心(星矢と戦えない)見抜いたり、魔鈴と仲良かったり?とさらにオイシイ人。 -- 名無しさん (2014-07-12 09 26 45) LoSでは割と原作に沿った活躍でしたね。技的にはもう完全に、Ωで言うところの雷属性な感じ。 -- 名無しさん (2014-08-20 02 10 43) アイオリアの名前はアイオロスの女性形だね。神話ではテッサリア王アイオロスの曾孫にアイオリアという女性がいるらしい。 -- 名無しさん (2014-10-01 18 57 52) 来年の黄金魂で獅子座が神聖衣化するそうな。背中の翼?は燃え立つ焔みたいで格好いいな -- 名無しさん (2014-11-01 17 47 53) 獅子座に羽根つけるとか完全劣化としか思えなかったわ。 -- 名無しさん (2014-11-01 17 54 07) 何気にハーデス編で戦った黄金の中にサガとシュラがいるのが感慨深い どっちも兄の仇だし -- 名無しさん (2015-01-02 12 10 56) ワームのライミに背中越しにライトニングプラズマ撃ったシーンもカッコいいよな。獅子座はかなり優遇されてるよなあ。 -- 名無しさん (2015-01-02 19 11 15) ↑3 羽根っていうか塑像の光背、造形的には明王の火焔光だろあれ。シュメールの獅子座って夏の太陽を象徴する存在だから、燃え上がる太陽光を強調するって意味では悪くないと思うぞ。 -- 名無しさん (2015-02-18 18 05 09) アイオリアとは直接関係ないけど、なんか1話からいきなり、リフィアに実は黒幕or闇落ちフラグが立ってるんですがそれは……汗 -- 名無しさん (2015-06-10 18 16 14) 今回の二回戦で、起死回生の技としてフォトン・バーストを使ってくれることを期待したい。今のアイオリアならかなりの威力出せるだろうし(原作でPBを使わなかったのは、技を磨いて、LVやLPでもPB並みの威力を出せるようになったからだと想像) -- 名無しさん (2015-08-03 09 25 59) 兄のアイオロスの強みが未来や可能性、希望を「創り出す」のに対して、アイオリアの強みはそのアイオロスの創り出したものを「広げていく」事にある気がする。とかくアイオリアが強い場面って人の支えがあってこそっていう主人公的な -- 名無しさん (2016-08-25 10 41 33) 聖域ではマイノリティだった東洋人の星矢や魔鈴と親しかったのは逆賊の弟扱いされていた自分と二人を重ねていたのかな? -- 名無しさん (2016-09-20 15 59 45) NEXT DIMENSIONで先代獅子座のカイザーによって獅子座の後継者が一輝って明言されてたけど、実はアイオリアと一輝って面識が全くなかったりする。(まぁ、それを言うなら射手座のアイオロスと星矢もなんだけど。) -- 名無しさん (2016-11-01 09 18 02) ↑一輝が獅子座だからでしょ。ハーデス編でも獅子座の聖衣纏ってた(直後タナトスに全壊) -- 名無しさん (2016-11-01 09 26 33) ファンブックに載ってた能力パラメータが黄金で一番低くて不満だったんだけど、某ファンサイトのSSに無理矢理パラメータ内に収めようとしたら特に優れてる一部分に他が引っ張られて低く見えるだろって書かれててなるほどってなった -- 名無しさん (2018-07-24 02 46 22) 原作無印でのアイオリアにとって、エピGでの、リトスの全裸目撃事件は黒歴史案件だったろうなw -- 名無しさん (2018-07-24 07 18 10) 「ひとつだけ教えてやる。絶対にシャカの目をひらかせるな」いや、ドヤってないでおまえも一緒に戦えよと思った。星矢からそこまで深手を負わされたわけでもあるまいし。 -- 名無しさん (2020-04-27 21 55 57) ↑き、きっと、出口の方向から教皇の手下(白銀とか)が来た時の足止めのために残ってたんだよきっと!! -- 名無しさん (2020-05-03 10 21 05) アイオリアさん十二宮編だと頼りになりそうでならないんだよな。騙されたり操られたりと -- 名無しさん (2023-04-17 16 50 05) 名前 コメント
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聖闘士星矢 冥王ハーデス十二宮編 【せいんとせいや めいおうはーですじゅうにきゅうへん】 ジャンル 新小宇宙対戦アクション 対応機種 プレイステーション2 メディア DVD-ROM 1枚 発売元 バンダイ 開発元 ディンプス 発売日 2007年2月1日 定価 6,800円(税別) 判定 なし ポイント 前作の問題点を大きく改善ゲーム性向上。格ゲーとしてもまずまず相変わらず充実のデータベース星矢ファン「だが許さぬ!」 聖闘士星矢シリーズ 概要 評価点 問題点 総評 余談 概要 前作、『聖闘士星矢 聖域十二宮編』が興行的に成功したため作られた続編。開発は引き続きディンプス。 ポセイドン編(及びTVアニメオリジナルのアスガルド編)は飛ばし、OVAで展開中だったハーデス編の前章的な黄金聖闘士が冥闘士として甦り十二宮に攻め入る十二宮編をなぞった作り。 評価点 前作と比べ大幅に向上したゲーム性 もっさりしたモーションは改善され、高速かつ激しいバトル展開になった。 また、規定のみのコンボが廃止。チェーンコンボ制になり駆け引きが増した。 キャラにもよるがコンボの組み合わせは相当で、浮かし、吹き飛ばしからの追撃も豊富。 ビッグバンカウンターの難易度が上昇。ビッグバンアタックの存在意義が大きく上昇した。 まず、カウンターを行うためのボタンが○ボタン固定から4ボタンのどれかに変更されたため、とっさの判断が求められる。 さらにカウンターが成功しても、カウンター側はアタック側が連打とボタンに合わせてリズムゲーの要領でボタンを入力する必要があり、すべてを成功させて初めてカウンターが成立する。 前作同様、これらも2回目以降は難易度が低下する。聖闘士に同じ技は二度通じぬ!(*1) 相変わらず充実したライブラリ 黄金聖衣をまとった紫龍と氷河が追加された。 前作は星矢だけだったので、この点を喜ぶ人も多い。 前作で不参加だったアイオロスもアニメ必殺技の「アトミックサンダーボルト」を引っ提げ参戦している。 これにより12人の黄金聖闘士が勢ぞろいした。 問題点 ストーリーが薄い 冥闘士が三巨頭しか登場しないため、ストーリーの大半がダイジェストで終わっている。 しかも十二宮編とうたっているため、ハーデス城に攻め込むというタイミングで終わり。尻切れ状態である。 キャラが少ない 前述の通り冥闘士は3人しかおらず、敵サイドは冥衣をまとった黄金聖闘士が中心。 したがって、大半は聖衣の色が違うだけのコンパチという事である。 原作でも敵が地味だったが、地伏星ワームのライミや地暗星ディープのニオベはともかく、ムウと互角の戦いを繰り広げた地妖星パピヨンのミューがいないことはよく不満に挙げられる。 新システム「聖闘士スマッシュ」の存在。 特定の攻撃をヒットさせると、このモードに突入。攻撃側と防御側に分かれて3つのボタンのうちどれかを選択してアクションを行うのだが非常にテンポが悪く、せっかくの高速バトルの爽快感が削がれる。 『ドラゴンボールZ3』のドラゴンラッシュに当たるシステムなのだが、ドラゴンラッシュも同じ理由で批難対象になった。 ドラゴンラッシュ同様に1/3の正解を外し続けると即死級のダメージを受けてしまうのも問題である。 ほぼ全キャラに単純なハメがある。 小技のヒットバックが大きいので、タイミングはシビアだがパンチ→軸ずらしが永久コンボになる これに加え、一部キャラは投げが永久コンボになる。小宇宙バーストで抜けることは可能だが、こんな単純なハメが存在していること自体、格ゲーとしてはお粗末である。 声優陣が『冥王ハーデス冥界編』と同じ。 前作から声優陣が変更された。 総評 前作のもっさりバトルの不満点は見事に解消したのだが、聖闘士スマッシュや単純なハメの存在など別な問題があったり、気持ち悪いぐらい忠実と言われた原作再現も中途半端になってしまい、ファンディスクとしても微妙な作りに。 しかし、後発作品のバトルの基礎を作り上げた作品としては、一定の評価はできるだろう。 余談 本作はファンには因縁深い「キャスト変更騒動」の後に発売された作品であり、ファンと原作者サイドが揉めに揉め、原作者サイドが火に油を注ぐ発言をした後の作品であるためか、あおりをモロに食らうハメとなり不買運動に発展。発売2週目にしてワゴン価格になってしまった。 騒動が有ったのは2005年の10月なのだが、本作発売の半年前にあたる2006年8月に初代ドラゴン紫龍役の鈴置洋孝氏が急逝。二度と初代キャストが揃うことが出来なくなり、当時の騒動が再び蒸し返される事になってしまった。 売上が振るわなかった為本作でシリーズは一時凍結。続編の『聖闘士星矢戦記』発表まで4年9ヶ月もの歳月を要した。